
【検事の仕事内容とは?】階級や資格についてなどご紹介します
皆さん、「検事」についてご存知でしょうか?検事は、主に法律に違反した人を取り調べ、起訴するかどうかを判断し、事件について立証を行うことが仕事です。事件と言う言葉を使うと、殺人などを思い浮かべる方が多いかと思いますが、脱税・交通違反なども事件で、取り扱います。今回は検事の試験についてや将来性なども、詳しくご紹介します。
検事とは?役割や階級など
一昔前にドラマの「HERO」で話題になった検事こと検察官ですが、実際にどのようなお仕事をされているのかまでご存知の方は少ないと思います。
ドラマはあくまでドラマの世界です。
実際の世界とは異なる部分が多いのです。
つまり、ご存知がないと言うことで検察官を目指す人は非常に少ないのです。
また、高学歴の人しかできるようなお仕事と言うイメージが強いので、目指そうとすることすら考える人が多くありません。
そこで、今回こちらの記事では検事についていろいろとまとめましたので、興味がある方もない方も、ぜひ、参考にしてください。
検事の役割とは
それでは検事とはどのような役目をされているのかと言いますと、法律に定めるところ、刑事について、公訴を行う。
裁判所に法の正当な適用を請求する。
裁判の執行を監督する。
裁判所の権限に属するその他の事項についても職務上必要と認めるときは、裁判所に、通知を求める。
または、意見を述べる。公益の代表者として他の法令がその権限に属させた事務を行う。
などが役目として定められています。
公益の代表者とありますが、こちらは簡単に言いますと、国民の代表者です。
国民に変わって、犯罪捜査などを行い処理しています。
検事の階級について
縦社会のイメージが強い検事ですが、実際にどのような階級があるのかまでは把握されている方は少ないのです。
ここでは検事の階級をお教えいたします。
まず、上から順番に階級を並べますと、検事総長、次官検事、検事長、検事、副検事の順番になっています。
そのうち、検事総長、次官検事、検事長は天皇からの認証を必要とされるものです。つまり、なるまでに血のにじむ努力が必要になるのです。
検事総長は主に最高検の行政事務の責任者で、次官検事は、検事総長の補佐を行います。
また、検事長は高等検察庁の行政事務の責任者であり、他の職員の指揮監督もします。
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