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機械制御設計研究開発
アナログIC設計 仕事内容

【詳しく解説】アナログIC設計の仕事内容や向いている人材とは?

今回はアナログIC設計の仕事内容についてご紹介します。アナログIC設計は、スマートフォンやオーディオ製品を使用する上で非常に重要な役割を果たしています。また、精密機械を扱う職種でもあるため高度なスキルも必要です。そんな特殊とも言えるアナログIC設計についてご紹介していきます。是非参考にしてみてはいかがでしょうか?

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アナログIC設計の仕事内容とは?

アナログIC設計とは、アナログ信号の処理や電源・動力制御などを担う集積回路(IC)を設計するというお仕事です。別名アナログ半導体とも呼ばれ、アンプ、マイク、タブレットなどの機械の中に組み込まれている極薄の機械です。

みなさまも使用されているスマートフォンやオーディオ製品を使用する上で重要な役割を果たしています。

電話やマイクで例えると分かりやすいです。電話は電話口にむかって話すだけで、遠くに離れた誰かにも音声を届けることができますよね。

これは私たちが話した音声をまずスマホのマイク部分でアナログセンサが声を波形の連続的な信号データとして記録していきます。

次にAnalog to Digital Converterと呼ばれる電子回路で波形で記録されたデータを1と0のデジタルデータに変換していきます。これはパソコンの特徴として1か0かの数字でしかCPUは判断していないからです。

次にアナログデータから機械に分かるようにデジタルデータに変換したら、今度は私たちに理解できるようにデジタルデータをアナログデータに変換しなければなりません。

この電子回路をDigital to Analog Converterと言います。

この段階を踏むことで私たちは例え地球の裏側の人とも話し合うことが可能なのです。アナログICの種類で最も有名なのはOPアンプと呼ばれている汎用ICです。

加算器の一種で「演算増幅器」とも呼ばれています。アナログ業界でも一番多い種類があります。新たなアナログICを設計するために、近年の新しい技術やトレンド、お客様の要望を取り入れ、機能の追加・開発工程など開発にかかるコスト削減などを意識しながら、設計し開発していきます。

次に完成したアナログICの評価と検証などを行います。装置を使用する中で問題はないか、正確に作動するか、耐久性はどれほどなのかなどを検証します。

また量産化するために設計を変更したりもします。開発期間は企業や規模によっても異なりますが、長い時で数年間もかかることがあります。

年収は多少前後しますが、およそ600万から700万です。ですが、求人によっては1000万を超えるところもあります。

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