【小学校教師の資格】取得するための大学や試験の難易度を解説

小学校教師になるためには教員免許を取得する必要があります。

今回は教員免許の種類や取得方法について紹介していきます。

小学校教諭一種免許状

小学校教諭一種免許状は、国語や数学だけでなく、体育の授業なども原則一人で教え、クラスの業務や学校の行事なども行うことができるようになります。

4年生大学を卒業した人が取得できる免許状で、最低修得単位数は67単位であり、4週間の教育実習を受けなければなりません。

有効地域範囲は全国の学校とされています。

小学校教諭二種免許状

小学校教諭二種免許状は小学校教諭一種免許状と同じ業務を行うことができます。

最低修得単位数は45単位で、小学校教諭1種免許状の取得よりも22単位少なくなっていますが、教育実習の期間は4週間と変わりません。

小学校教諭一種免許状と異なり、4年制大学でなく短期大学で取得することができます。

有効地域範囲も同じですが、二種教員免許は取得に一種を取るように促されることが多かったり、そのままだと管理職につくことができません。

小学校教諭専修免許状

小学校教諭専修免許状は、大学院を卒業した人が取得できる免許状で、最低修得単位数は91単位と、1種・2種の取得と比べてもかなり多めに設定されています。

また、専修免許状を取得するためには以下の条件を満たさなければなりません。

• 取得したい専修免許状と同一教科かつ、同一学校種別の1種免許状を取得する
• 修士の学位を有する
• 専修免許状の課程認定科目を24単位以上修得する

このように、専修免許状を取得するためには、1種・2種免許状の取得よりもかなり高いハードルをクリアしなければならないことが分かります。

選手免許状を取得すると他の2種類に比べて給料もよく、昇格しやすいとされているため、取得できる人はぜひ取得を考えてみましょう。

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