【土地家屋調査士になるには】資格試験の難易度や合格率をご紹介

皆さんは、「土地家屋調査士」というお仕事を聞いたことはございますか？おそらく、名前は知っている。

もしくは、全然聞いたことがないと言う方が多いのかもしれません。

なぜなら、土地家屋調査士というお仕事の名前を聞くこと自体が少ないからです。

なぜかと言うと、後で具体的に説明しますが、資格の難易度が高く少数派のお仕事だからです。
 

土地家屋調査士とは

では、実際に土地家屋調査士とはどのようなお仕事なのかと言いますと、まず、名称からして土地や家に関するお仕事をしているのかと思いますが、あながち不正解ではありません。

では、どのような形で土地や家に絡んだお仕事してるのかと聞かれると答えることが難しいのではないでしょうか？まずは仕事内容からご紹介します。
 

土地家屋調査士の仕事内容

まずざっくりと仕事内容を言いますと、土地の測量、表示に関する登記などの専門家と言えます。

具体的に言いますと、建物を新築した時には、測量した面積、建物の構造、用途などを法務局に届け出て登録をします。

これを「表題登記」といい、この業務を行うことができるのが、実は土地家屋調査士だけなのです。

他にも、「筆界特定」という土地を測量し、登記して境界をはっきりさせる業務もございます。
 

土地家屋調査士と測量士の違い

測量と聞くと、測量士のお仕事ではないのかと思われた方もいらっしゃるかもしれません。

そうです。測量士も測量を致します。

しかし、測量士は測量だけを行います。

実は「筆界特定」を行う権利を持っていないのです。

つまり、土地家屋調査士の方が業務は広く、また、独占的になっているのです。

他にも、「分筆」といった土地を分ける業務や「合筆」という土地をまとめる業務、

さらに審査請求や裁判外紛争手続きなど法律の部分でのお仕事も土地家屋調査士にはあるのです。