
秘書検定は履歴書に書くべき?正式名称や有資格者のメリットを解説
秘書検定を持っているけど履歴書に書いても良いのか、評価されやすいのは何級からなのか知りたいと考える人は多いのではないでしょうか。就活や転職活動において有効なビジネスマナーを習得し、秘書検定合格をアピールポイントとして好印象につながれば良いと考える人もいるでしょう。そこで本記事では、秘書検定の主な概要や履歴書への書き方を解説します。また、就職を成功させるために知っておきたい秘書検定の試験内容や難易度も併せて紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
秘書検定とは?
秘書検定とは、さまざまなビジネスシーンで活躍できる人柄を育てる検定であり取得すると就職に有利といえます。
まずは以下の概要について解説します。
- 秘書検定の正式名称
- 秘書検定の合格率
履歴書に正しく記載するために、秘書検定の正式名称を必ず確認しておきましょう。
秘書検定の正式名称は何?
秘書検定の正式名称は「文部科学省後援 秘書技能検定試験」といいます。
履歴書に記載する際は「秘書技能検定◯級」でも可能です。
秘書検定は公益財団法人実務技能協会が主催の民間資格で、文部科学省が後援している信頼度の高い検定試験です。
知名度や認知度が高く採用担当者に理解されやすいビジネススキルを証明できる資格といえるでしょう。
履歴書や職務経歴書などに記載する場合は「秘書検定」といった略称で書くと、せっかく好印象の資格なのに評価が悪くなってしまう可能性があります。
社会に出て働く人なら持ち得ていたいビジネスマナーやコミュニケーション能力の証明になる資格なので、正式名称を記載し積極的にアピールしましょう。
秘書検定の合格率はどのぐらい?
秘書検定の気になる合格率ですが、生涯学習のユーキャンが調査したところ第124回(2021年6月13日実施)試験の結果は以下のようになっています。
受検者数(名) | 合格者数(名) | 合格率(%) | |
3級 | 11,979 | 8,406 | 70.2 |
2級 | 23,115 | 12,615 | 54.6 |
準1級 | 4,156 | 1,620 | 39 |
1級 | 899 | 231 | 25.7 |
引用:ユーキャン|秘書検定は就職時に役立つ?履歴書への書き方から取得するメリットまで
秘書検定3級の受験者は、これから就職を目指す高校生や大学生が多く合格率は70%程度と高い水準になっています。
受験者が最も多い2級の合格率は55%程度であり、さらなるスキル向上を目指すレベルの1級では25%程度と合格率にそれぞれ幅があるようです。