
教師の仕事内容|やりがいと魅力や1日の流れ・向いてる人を解説
子どもを預かり、学校で勉強を教えている教師ですがどのような仕事をおこなっているのでしょうか?今回は教師がどのような仕事をしている職業なのか、1日の流れ、やりがいや魅力、向いてる人なども解説していきます。教員の仕事内容に興味がある人はぜひご参考ください。
教師の仕事内容
今回は教師の仕事内容のうち以下の4つの仕事を紹介します。
- 教科指導
- 進路指導・キャリア指導
- 生徒指導・学級経営
- 部活指導
それぞれの項目について詳しく解説していきます。
教科指導
1つ目は教師として仕事の中心となる教科指導の仕事です。
生徒に対し、学力の大事な要素である基本的な知識や技能・それらを応用した思考力・判断力・表現力などを身に付けられるような教科指導を行います。
適切な教科指導を実施するためには、現実的な指導計画の作成や十分な授業研究が欠かせません。
指導計画では各教科ごとの指導計画を定めたり、生徒に身につけてほしい能力や評価方法を決めたりして作成します。
授業研究は、学校によってさまざまですが他の教師が行う授業を研究したり、教師同士で研究会を開いてそれぞれ実践するなどの方法が挙げられます。
さらにテストなどによる学力評価の際は、生徒に成績を付けるだけでなく生徒たちの理解度を確認する機会と捉え、授業の改善につなげる必要があります。
進路指導・キャリア指導
2つ目は進路指導・キャリア指導の仕事です。
主な業務は、生徒の進路相談と職場体験・インターンシップ等の実施などが挙げられます。
生徒の進路相談では事前に進路情報を幅広く調査・整理し、進路に悩む生徒にさまざまな選択肢を提案します。
職場体験・インターンシップ等の実施では、総合的な学習の時間や学校行事などで職業体験ができる機会を設け、生徒が将来についてイメージできるような体験をさせます。
これらの指導や体験を通し、生徒が希望する方向へと導いていくのが教師の役目です。
生徒指導・学級経営
3つ目は生徒指導・学級経営の仕事です。
主な業務は以下の通りです。
- 生徒一人ひとりの状況を把握
- 問題行動への対処・解決
- ホームルームの実施
- クラスの活動記録の作成
- 学級通信の作成
生徒たちが自己実現を図るためには、教科指導だけでなく適切な生徒指導も必要です。
中には他生徒に嫌な思いをさせるなど、問題行動を起こす生徒もいるでしょう。
そういった問題行動への正しい対処や、生徒一人ひとりが抱える悩みを把握できる管理力も求められます。
また数十人以上生徒のいるクラス全体を教師1人でまとめるためには、朝の会やホームルームなどを活用して、学級経営する能力も必要です。
部活指導
4つ目は中学校・高校に多い部活指導の仕事です。
主な業務は、部活動の指導や試合等の引率などが挙げられます。
部活動の指導では部員への技術指導だけでなく、生活指導や部活の運営など幅広い役割があります。
学校によっては、成果目標や運営方針を明確にした部活動の年間指導計画の提出が求められることもあります。
また顧問同士や部活動の外部コーチ等と意見交換を行い、情報共有や役割分担をすることで、生徒の部活動が充実するように努めます。
部活動の指導は、土日祝日などの休日・生徒の夏休み・冬休み・春休みの間も活動することが多く、必要に応じて遠征などの学校外活動も行います。
JobQには小学校・中学校・高校教師の仕事内容に関する詳しい記事がありますので、気になる方はぜひご参考ください。
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