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診療情報管理士 仕事内容

【診療情報管理士の仕事内容とは】1日の流れなどをご紹介

診療情報管理士とは、四病院団体協議会と医療研修推進財団による民間資格の名称です。 設立当初は診療録管理士という名称でしたが、1996年に現在の名称に改訂されました。 診療情報管理士の仕事は、たとえるならば医療機関内でのカルテの司書です。今回はそんな診療情報管理士の仕事についてご紹介していきますので是非参考にしてみてください!

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診療情報管理士について

診療情報管理士職とは一般的に知られていない職種です。

診療情報管理士は医療情報データベースを管理・加工・分析を担当する職種です。
 
業務内容は主に以下のような仕事が挙げられます。
 

  1. 診療記録の物理的管理と内容の精査を行う「物の管理」
  2. 診療情報をコーディングによりデータベースを構築する「情報の管理」
  3. 構築したデータベースから必要な情報を抽出・加工・分析する「情報の活用」

診療情報管理士とは

診療情報管理士とは、医療機関で患者さんの診療情報や治療情報・投薬情報・服薬情報を中心に、健康に関する情報を国際統計分類に基づいて収集・管理をします。

収集したデータベースを必要な項目を適宜に抽出・加工・サマリー・比較・分析するなど、多種多様なニーズに適した情報を提供する情報処理の専門職です。

具体的には健康状態、診療内容が記録されたカルテを、コーディングという作業を行うことにより、医師が患者の状態を明確に把握できるように手助けすることになります。

場合によっては、システム運用管理を任されることもあり、医療に関する知識と情報管理の知識両方が必要とされる職種です。
 

診療情報管理士の役割や意義

医療機関でのデータベース管理と活用は医療のクオリティー評価と適切な医療政策を構築するために重要な要素です。

診療報酬上で診療記録管理体制加算が導入されて、医療機関機能評価のポイントになっています。

医療報酬支払制度(DPC=診断群分類別包括支払制度、PDPS=1日当たりの定額支払制度)・癌登録推進法・医療事故調査制度に診療情報管理士が関与する重要な制度があり、診療情報管理士は今後の活躍が期待される職種に至っています。

診療情報管理士の年収は

診療情報管理士の年収を紹介します。

診療情報管理士の年収

新人 年収220〜300万ほど
有スキル 年収300万〜450万ほど


新人の診療情報管理士は月額平均15万円~18万円程度で年収換算すると220万円~300万円が多いようです。

有スキルの技術者も転職採用になると、過去の実績や年齢が考慮されるので20万円~30万円ほどになります。

年収換算すると300万円~450万円の至るケースが多くあります。

しかし、どの職種でも同じように病院施設の運営方針や経験年数、都市部か地方かによっても前後するので350万円という額も目安に過ぎません。

そして診療情報管理士は就職先が総合病院や大病院が多いために、福利厚生、社会保険はもちろん、賞与や昇給など総合的に考えてみる価値があるでしょう。
 

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