
裁判所事務官に高卒からなれるのか|仕事内容や試験について解説
皆さんは「裁判所事務官」という職業をご存知ですか?裁判というと司法試験を合格しなければ携われないイメージもありますが、「裁判所事務官採用試験」に合格することで裁判所事務官になることができます。さらにこの試験には、高卒の区分もあります。この記事でしっかり解説していきます。
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目次
高卒者区分裁判所事務官採用試験の概要
裁判所事務官は名前の通り、裁判所における各種事務を行う仕事です。大卒でなければ働けないと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、実は裁判所事務官は高卒者でも試験に受かれば採用されます。
では、どんな試験を試験に受かればどのような仕事をすることになるのか、どれくらいの年収をもらえるようになるのかなどをご紹介いたします。
まずは高卒者区分裁判所前事務次官の採用試験の概要から説明していきます。
採用試験の受験資格は?
翌年3月までに高校卒義予定者と卒業して2年以内の方々が受けられる試験です。
ただし、日本国籍を保有していない方、禁固刑以上に処された方、反社会的な行為をした方などは受験資格が無くなりますのでその点は注意が必要です。
採用試験の種目や時間など受験案内
採用試験の種目と時間は以下のとおりです。
- 基礎能力試験 100分
- 作文試験 50分
- 面接(二次面接)
なお、基礎能力試験は知能問題と知識問題がそれぞれ21問、24問に分かれます。スピード感、事務処理能力と論理的思考力が求められることになります。
採用試験の合格者決定方法と実施結果
試験の点数は受験者が出した点数がそのまま算出されるわけではありません。
では、どう算出されるのかというと、以下の方法で点数が決定されます。
各種目の配点比率×(10×素点-平均年収/標準偏差)
なお、各種目の配点比率は以下の通りです。
- 基礎能力試験:2.25
- 作文:0.75
- 面接:2
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