ゲームシナリオライターになるには？学校や必要なスキルについてご紹介！

ゲームのシナリオや脚本を作成する「ゲームシナリオライター」になるためには、どのような方法があるのでしょうか？
 

未経験からゲームシナリオライターを目指すには

ゲームシナリオライターを目指す方法としては、ゲームやシナリオに関する学校で技術や知識を学び、ゲーム制作会社などに就職するのが一般的です。

中には就職先の制作会社を斡旋してくれる学校もありますので、そのような仕組みを積極的に利用することが、就職への近道となります。

注意しなければならないのは、ゲームシナリオライターのニーズは高くても、求人は決して多くないという点です。

ゲームシナリオライターは専任して任される他にも、ディレクターなどが兼任するパターンも多い仕事です。

そもそもゲームのシナリオは、ドラマや演劇などのシナリオや脚本とは異なり、そもそも1本道ではない、大量のサブストーリーが存在する、分岐点やフラグ管理なども必要になるなど、ゲームならではの特徴があります。

また場合によってはシナリオを実現させるために必要なシステムの考案や、スクリプト（簡易的なプログラム）を書くことも求められるなど、何かとゲーム開発の知識が必要になってきます。

このように、ゲームシナリオライターが担う役割は重要で範囲が広く、そのためディレクターなどゲーム全体を把握している人物が仕事を兼ねる場合が多いのです。

ですから未経験の場合、いきなりシナリオライターを目指すのではなく、まずは開発の現場を経験するという方法も考えられます。

独学からでもチャンスは作れる？

結論からいって、独学でゲームシナリオライターになれる可能性はあります。

ただしゲーム関係の学校やシナリオスクールで学ぶよりも、大きな苦労が伴うことが予想されます。

独学では1人でシナリオに関する知識や技術を学ばなければならず、何を学ぶかさえも最終的には自分で考え、選ぶ必要があります。

また勉強の一環として実際にシナリオを書いたとしても、必ずしもフィードバックを得られる訳ではありません。

そのため学校よりも何倍も学習が必要になる可能性もあります。

学校に通うことがネックとなっている場合は、通信講座などを利用するのも良いでしょう。

最近はインターネットを利用した講座も開設されているため、家に居ながらプロの技術を学ぶことができます。