【刑務官の仕事内容】勤務体系や転勤の有無などについても詳しく解説

刑務官の仕事とはどういうものなのでしょうか。あまりなじみのない職業ですし、イメージがわかない方もいるでしょう。今回は、刑務官の仕事内容についてご説明します。
 

刑務官の仕事とは

刑務官とは、刑務所等の施設で働く人のことを言います。その施設の管理運営や、警備を主に担当します。

例えば、刑務所では受刑者の管理や教育指導を行い、受刑者を社会復帰へ導くような役割を期待されています。そのほかに働く場所として、少年刑務所や、鑑別所、拘置所などが挙げられます。これらは主に法務省の管轄となります。　
 

刑務官は国家公務員

刑務官は法務事務官と呼ばれる国家公務員となります。類似の職業に法務技官や法務教官などがありますが、階級制度や権限の有無などで区別されます。

国家公務員となりますので、他業種に比べて給料は高水準となってきますが、その分仕事内容や忙しさなどは他の国家公務員並みやそれ以上のものになってきます。
 

刑務官に向いている人とは

刑務官は多くの時間を刑務所で勤務するなど、一般の事務作業者とは違った特殊な環境で働くことになります。また、仕事によっては、受刑者同士の争いを仲裁したり、精神的なタフさを求められます。精神的・肉体的な強さというものは刑務官には必須と言ってよいでしょう。

さらには、自衛隊や警察などと似たような組織であるため、上下関係や人間関係に苦労する人も多いようです。そういった面で自分の性格に合っていないと苦労するかと思われます。

関連記事
▶︎【刑務官とは】仕事内容や資格・試験についてご紹介