
営業の職務経歴書の書き方と例文|フォーマットテンプレート【ダウンロード可】
営業で働いてきた方々が他のショップや異業種へ転職する際に必ず必要になるのがこれまでどんな仕事をしてきたかをアピールする職務経歴書です。
この記事では営業職で勤務しており、転職を考えている方へ向けて「どう自分のこれまでの経験を職務経歴書にまとめるべきか」そのポイントと営業の職務経歴書でよくある質問を集め、それに回答する内容となっています。
これから転職を考える営業職勤務の方はぜひ、最後までお読みください。面接官の目を引く職務経歴書の作り方が分かります。
営業の職務経歴書の簡単な書き方
営業の方が職務経歴書を作成する際の書き方を解説します。
まずここでは基本的な職務経歴書の書き方・ポイントを見ていきましょう。
職務経歴書を作成する際には必ず以下の5点を押さえておきましょう。
- 職務経歴書の概略
- 職務経歴
- 業務実績と得られた経験
- 保有資格
- 自己PR
1.職務の概略
職務の概略では、以下の5つを盛り込み記載します。
- 勤務していた企業
- 雇用形態
- 勤務開始年月日と在籍期間
- 企業の資本金と従業員数
- 簡単な職務説明
詳細な説明は面接の際に話し、概略では要点のみを端的に記入しましょう。
営業企画職に就くために必要な知識や資格は何ですか?
営業企画をするために必要な知識・資格について教えて下さい。 食品の営業をしていますが、営業企画の部署を希望しています。
営業成績もいい方ではあるのですが、 自分が高卒だということで昇格するのが難しいです(部署内のメンバーはほぼ大卒です)。
その為、企画部への転属を希望しています。 企画部に行くには、専門的な知識や資格が必要だと思っているのですが、 どんな資格や知識があると有利なのでしょうか?
現状維持もやむなしかなと、思うのですが…。
他に方法があれば教えてください
それで言うと、中小企業診断士をオススメしますね。
まあ、あとは自動車免許は必須です。
かといっても、結局営業としての能力を見られるのが性ではありますので…続きを見る
2.職務経歴
職務経歴の項目では在籍期間中の具体的な役職や職務内容を箇条書きで記入しましょう。
記入の仕方は次の3つに分かれています。
- 編年体式
- 逆編年体式
- キャリア式
【編年体式】
学校を卒業してからどのような経歴を積んできたのか、時系列で経歴を記載します。
特別な事情がない限り、基本的には編年体を用いると良いでしょう。
【逆編年体式】
逆編年体式は、編年体の逆の形式で記載します。
現在から過去に遡って記載するため、前職の経験をアピールしたい際は逆編年体式を用いると良いでしょう。
【キャリア式】
キャリア式は、職種や業種、業務内容別に経歴を記載する方法です。
転職回数の悪目立ちが抑えられるため、転職回数の多い方や、幅広いスキルをアピールしたい方はキャリア式で記載しましょう。
3.営業実績と得られた経験
ここでは、「あなたがこれまでに積み上げてきた実績や得た評価」を記載します。
営業の場合、「これまで営業としてどのような実績を上げてきたか」「どのようにサービスや商品を売ってきたか」を記載すると良いでしょう。
4.保有資格
自分が持っている資格を箇条書きで記載しましょう。
営業から同業職に転職する場合、以下の5つの資格がおすすめです。
- 営業士
- セールスレップ
- 営業力強化検定
- 販売士
- 中小企業診断士
この他、TOEICのスコアや普通自動車免許なども記載できます。
IT業界ならITパスポート、金融ならファイナンシャルプランニングなど、営業の資格は「どのような業界に転職するか」により、有利な資格も異なります。
自分の応募している業界がどのような資格を評価するのか、事前に調べておくことが大切です。
5.自己PR
自分自身の強みや、これまでの経験を通じてどんなことを意識しながら仕事に取り組んできたかなど、自身をPRする内容を書きましょう。
より詳しい自己PRの書き方は次章にて解説しているのでそちらを参考にして下さい。
営業が得られるスキルは以下の4つです。
- 課題発見力
- ヒアリング力
- コミュニケーション能力
- 情報収集力