
【文系の勝ち組職業・業界】おすすめの仕事や企業も紹介!
文系の勝ち組職業には、どのようなものがあるのでしょうか?自分に合う職業選択に役立つよう、おすすめの職業や高収入の職業を紹介します。併せて今後なくなる可能性のある職業についても見ていきましょう。長く安定して働き続けるために役立つ資格も要チェックです。
文系に限らず勝ち組と言われる職業は変化する
かつての日本では、「大企業に入社できれば勝ち組」といわれてきました。しかし社会情勢の変化や、新しい技術の発展などによって、これまで勝ち組と言われてきた企業や業界でも、事業内容や方針を変更せざるを得ない事態に陥っています。
ここでは、近年の雇用を取り巻く変化について解説します。
終身雇用制度の崩壊
終身雇用制度は、経済の低迷や多様な働き方へのニーズが高まった結果、崩壊しつつあります。そのため、会社に守られながら生涯働き続けることは難しくなっています。
実際に厚生労働省の「令和5年版 労働経済の分析」によると、1社で働き続ける「生え抜き正社員」の割合は減少傾向で推移しているそうです。
こうした状況から、今後ますます生涯1つの会社で勤め上げるのは難しくなり、会社に所属していても常にキャリアアップやスキルアップが求められると考えられます。
より良い待遇や、自分に合う働き方、キャリアアップなどを求めて、転職をする人が増えている状況といえるでしょう。
参照:令和5年版 労働経済の分析|厚生労働省
副業解禁
最近では副業を解禁する会社も多く、個人のスキルを伸ばすことで会社への依存を減らそうとする動きもあります。
厚生労働省は「働き方改革実行計画」に合わせて、「副業・兼業の促進に関するガイドライン」や「モデル就業規則」の改訂を実施しています。
「モデル就業規則」で2018年1月より変更されたのは、「許可なく他の会社等の業務に従事しないこと」という項目の削除や、兼業・副業に関する規定の新設です。
これにより「今働いている職場で昇給を目指す」「給与アップのために転職をする」以外に、副業に取り組むことでも年収アップを目指せるようになりました。
参照:副業・兼業|厚生労働省