
消防士の生活は苦しい?激務?平均年収や1日のスケジュールや仕事内容
消防士の生活はどのようなスケジュールで進むのでしょうか?他の職業とは異なる働き方を見ていきましょう。気になる平均年収や初任給に加えて、消防士を目指す人に役立つよう、消防士に適性のある人の特徴や消防士になる方法も紹介します。
消防士の年収は?生活できる?
消防士の年収はいくらくらいなのでしょうか?ここでは「令和5年 地方公務員給与実態調査結果の状況」をもとに、消防士の平均年収や月収と手当・初任給について見ていきましょう。
消防士の平均年収
消防士は地方公務員です。勤務する自治体によって年収は異なります。ここでは、都道府県・指定都市・市・町村・一部事務組合等の5つの区分で平均年収を見ていきましょう。
まず紹介するのは、月収と一般企業のボーナスにあたる期末手当・勤勉手当です。
これらの数値をもとに「月収×12ヶ月+(期末手当+勤勉手当)」で平均年収を計算した結果は以下の通りです。
どの区分でも消防士の平均年収は500万円を超えています。
国税庁の調査によると2022年の平均給与は458万円のため、国内全体の平均よりも高い平均年収です。生活していけるだけの年収を得られる仕事といえるでしょう。
参考:
総務省|令和5年 地方公務員給与実態調査結果の状況|第1表の1 団体区分別、男女別、会計別、職種別職員数及び平均基本給月額
総務省|令和5年 地方公務員給与実態調査結果の状況|2 諸手当関係
国税庁|令和4年分 民間給与実態統計調査
消防士の月収と手当
消防士の平均月収や手当を、都道府県・指定都市・市・町村・一部事務組合等ごとに見ていくと以下の通りです。
扶養手当の水準は区分によらず同程度です。
一方、地域手当は都道府県で6万円を超えていますが、町村・一部事務組合等では1万円を下回る水準となっており、基本給以上に大きな差があります。
参考:総務省|令和5年 地方公務員給与実態調査結果の状況|第1表の1 団体区分別、男女別、会計別、職種別職員数及び平均基本給月額
消防士の初任給
消防士の初任給は大学卒か高校卒か、どこの都道府県・市・町村かで差があります。ここでは都道府県・市・町村の平均初任給をチェックしましょう。
※都道府県は選考採用・試験採用ともに同額
消防士の年収について、JobQに寄せられた質問も紹介します。
Q.他の職業より比較的出勤日が少ない消防士は年収が高くて稼げる?
消防士は稼げますか?
今年から高校生になりました。親にいっぱい迷惑かけてしまったし、お金もいっぱい使ってもらってるので年収が高い職業に就いて恩返ししたいです。
他の職業より比較的、出勤日が少ない消防士はどう?と親に提案されました。
でも消防士だけあって出勤日は大変ですか?
また、稼げますか? ぜひ教えて欲しいです!!
素敵な考えですね。
でもまだ社会に出たことがないので社会にどんな仕事があるか想像が付きづらい…続きを見る
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