
消防士は年収1,000万円稼げる?ランキングで解説!
消防士に興味があり「平均年収が知りたい」「階級別の給料の相場はどれくらい?」と思う方もいることでしょう。そのような方のために消防士の平均年収や、階級別の給料相場を、2024年1月時点で公表されている情報をもとにご紹介します。田舎の消防士は勝ち組なのかについても解説するので、ぜひご参考ください。
消防士の平均年収は?
一般的に年収が高いイメージがある消防士ですが、果たしてそのイメージは正しいのでしょうか?
具体的な数字として、消防士の平均年収を見てみましょう。
消防士の平均年収は約666万円
消防士の平均年収は約666万円といわれています。
総務省の「令和4年 地方公務員給与実態調査結果」によると、給料月額の平均は約30万円、諸手当を含めた給与月額の平均は約40万円です。
さらに、ボーナスの平均(期末手当+勤勉手当)は約152万円のため、これらを合計すると年収約666万円と計算できます。
参照:総務省 令和4年地方公務員給与の実態 - 第5表 職種別職員の平均給与額
消防士の平均年収は高い?低い?警察官の給料相場と比較
総務省が発表した「令和4年度地方公務員給与調査結果」から計算すると、警察官の平均年収は723万円程度です。
この数字を見ると、警察官の方が消防士の平均年収よりも132万円ほど高いということがわかりました。
職業 | 平均年収 |
消防士 | 約666万円 |
警察官 | 約768万円 |
参照:
総務省 令和4年地方公務員給与の実態 - 第5表 職種別職員の平均給与額
人事院 国家公務員の諸手当の概要
消防士は各自治体に所属する地方公務員として勤務しています。そのため、自治体によって地域手当の額が変わり、年収も変動する仕組みです。
地域手当は物価が高く、一般的に民間企業の給与が高い地域ほど多く支給されます。
人事院によると、東京23区の地域手当は基本給の約20%の額です。その他、寒冷地手当や特地勤務手当が支給される自治体もあります。
また、JobQに空港消防士の年収に関する質問が、寄せられていたためご紹介します。
空港消防士の年収や給料を詳しく知りたいですどのくらいもらえますか?
空港消防って給料いいんですか?
空港の消防や警備は民間企業なので…続きを見る