【最新版】プロ野球選手の年収はいくら？12球団の年俸ランキングも紹介

日本には12のプロ野球球団があり、毎年数百人の選手が「支配下登録選手」として公式戦に出場しています。年収は高いイメージがありますが、現実には引退や競争も激しく、狭き門をくぐる必要のある職業です。

まずは選手数や採用ニーズといった、プロ野球選手の現状を確認しておきましょう。

支配下登録選手の人数と入れ替わり

日本野球機構（NPB）の公式情報によれば、2024年度シーズン終了時点で支配下登録選手は826人でした。2025年4月2日時点では795人と、人数には若干の変動があるものの、近年は1球団当たり上限70人で、おおむね820〜830人で安定している状況です。

プロ野球では毎年引退する選手が一定数いるため、新人の需要も継続的にあります。特に戦力強化やチームの若返りを狙う球団では、ドラフトや育成選手の育成を通じて新たな人材を求めています。

参考：
2024年度公示 | NPB.jp 日本野球機構
2025年度公示 | NPB.jp 日本野球機構
 

実力ある若手の需要は高まっている

日本のプロ野球は、国内の人気スポーツであると同時にメジャーリーグへの登竜門としての役割も担っています。

近年では実力をつけた選手が早い段階で海外に移籍することもあり、球団としてはより多くの若手選手を発掘・育成していかなければなりません。

また、かつてほど「スポーツといえばプロ野球」という構図は強くないものの、現在もテレビ中継や観客動員数を見ればプロ野球の人気は依然として高い水準にあることが分かります。将来的にも、一定のニーズと活躍のチャンスがある業界です。

野球経験があってプロ入りに興味があるのなら、年収と厳しさのバランスも考えつつ、選択肢に入れてみてもよいでしょう。