
管理職になりたくない女性の割合や理由は?管理職になるメリットやデメリットを解説
管理職になりたくない女性の割合は多いのでしょうか。女性活躍が推進されている一方で、管理職になりたくないと考える女性もいるでしょう。そこでこの記事では、管理職になりたくない女性の割合や女性が管理職になりたくない理由、女性を管理職に登用することで企業が得られるメリットを解説します。
管理職なりたくない女性の割合は約50%
日本人の女性管理職の割合は増加傾向
令和3年度雇用均等基本調査の女性管理職を有する企業割合をみると、「課長相当職以上の女性管理職(役員を含む)」を有する企業割合は53.2%となっており、前年度の令和2年度の52.8%と比べて0.4%アップしています。
一方、「部長相当職」ありの企業は12.1%と低い結果となっています。
参考:厚生労働省 令和3年度雇用均等基本調査
海外と比較すると、管理職の割合はまだまだ低いですが、帝国データバンクの調査によると、女性の管理職の割合が増えると見込んでいる企業は22.6%でした。
また、女性活躍推進をおこなっている企業も46.9%となっています。
これらの結果から、今後も日本人の女性管理職の割合は増加していくことが考えられるでしょう。
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管理職になりたくない女性は50%
政府が女性活躍推進をおこなっている一方で、管理職になりたくないと考えている女性は約50%だということが、独立行政法人の調査によってわかりました。
参考:独立行政法人 国立女性教育会館
女性の管理職があまり増加しないのは、女性の意欲の問題だけではなく、企業側の取り組みにも課題があると考えられます。
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▶管理職で働く女性の割合は増えているの?少なくなっている?
ここで、管理職に関するQ&Aをご紹介します。
女性の管理職は無理にでも増やすべきなのでしょうか?
管理職の占める女性の割合を増やすためには、たとえ管理職の希望者が男性の希望者が多くて女性の希望者が少なくても、男性よりも選考基準等を圧倒的に女性を優遇してでも女性を管理職にしていくべきでしょうか?
男女の賃金格差については、機会平等ではなく結果平等を目指す流れになっています。
私の会社でも比較的楽な間接部門の管理職は…続きを見る
管理職のポストが減少していくのかについての質問です。
課長や部長のような管理職ポストは昔と比べ減少していていきますか?
これからの時代、課長や部長のような管理職ポストは昔と比べ減少していくのでしょうか?
昔のようにみんなが課長、部長になれた時代は終わりですか?
ポストの数で言えば、企業によるのでなんとも言えないと思います。
また、日本は今後人口減少が加速し、生産労働人口も…続きを見る
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