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女性 キャリア

なぜ女性はキャリアで悩むのか?誰も教えてくれない結婚や出産との両立を叶えるポイント

女性はキャリアプランを立てるのが難しいと言われています。結婚や出産、育児とキャリアアップを両立させるのは困難なことなのでしょうか。また、世の女性は自身のキャリアを考える上でどのようなことに迷い、悩むのでしょうか。本記事では、キャリアアップを望む女性に役立つ情報を書いていますのでぜひ参考にしてみてください。

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女性のキャリアでよくある悩みをQAで紹介

前のセクションでは、女性がキャリアアップよりキャリアを積むことを望んでいることがわかりました。

では、女性は具体的にどのようなことで悩むのでしょうか。

JobQ内に、女性のライフイベントとキャリアについての質問がありますのでご紹介します。

 

結婚や出産と仕事の折り合いの付け方は?

女性のキャリアで悩んでいます。結婚や出産と仕事の折り合いをどう付けていますか?

これからの人生、優先順位をどのように考えるべきか、いまどうするべきかとても迷っています。

女性の場合、結婚して育児というタイミングと、キャリア構築のタイミングが思いっきり重なるんですよね…

IT系というのが前提としての話ですが、ぼくが続きをみる

お気持ち、すごくわかります。。

ただ現実的に考えると現在の会社にのこるのであれば「産休・育休・復職」と「キャリア」を天秤に続きをみる

「制度の利用者」第一号になってみてはどうでしょうか?

それほど大規模ではない会社に勤める続きをみる

 

ベンチャーで働く女性の仕事と家庭の両立は?

ベンチャーで働く女性のキャリアについて、皆さんの考えを教えてください。

今後もキャリアウーマンとして仕事を楽しみながら家庭を両立させたいと考えていますが、実際問題それが可能なのか不安です。

私が勤める会社もまだまだ制度整理が進んでいません。

だからこそ、私たち(女性…続きをみる

ベンチャー企業で働き自分自身が制度等を作ってきた経験者で…続きをみる

 

仕事とライフイベントとの両立はできる?

仕事とライフイベントの両立が不安です。

今後のキャリアについて悩んでいます。

成果も出し、仕事も楽しんでいます。

一方でライフイベントとの両立に不安を持っています。

大手で働いてるなら産休・育休を取ってから辞めても良いのでは、と思います。

もちろん…続きをみる

自分の社内での立場や自身の能力を高くしておくことで、働き方の自由度が高まります。

ライフイベントを意識…続きをみる

 

出産後もバリバリ働きたいです

女性のみなさんはキャリアプランを考えながらお仕事をしていますか?

先輩方から言われ、最近よく将来のキャリアについて考えています。
私は結婚、妊娠、出産後もキャリアウーマンとして積極的に仕事に関わっていきたいと思っています。

私はおおざっぱですがキャリアプランを考えながら仕事をしています。

・結婚/妊娠/出産をしても仕事に打ち込めるよう、家事に…続きをみる

 

スタートアップで働く女性のライフプランは?

Q. スタートアップで働く女性の方はライフプランについてどのように考えていますか?

妊娠、結婚、出産など、今後のライフプランを考えるとなかなか一歩を踏み出せません。

会社の役員の一人が女性で、2才の娘さんがいます。

役員ですので、自分で制度を作って運用しています。

お迎えの時間…続きをみる

関連するQ&A

女性の活躍に関する現状

なぜ女性はキャリアで悩むことが多いのでしょうか?

結論、女性は結婚とキャリア構築のタイミングが重なる傾向にあるからです。

しかし、原因はこれらのタイミングが重なるだけではなく、他にも課題があります。

では、なぜいつも女性のキャリアの問題だけが取り上げられるのでしょうか?

JobQ Townに寄せられた質問をみていきます。

なぜ女性のキャリアの問題だけが取り上げられるのでしょうか?

女性のキャリア問題は過去数年で注目されている問題で、ある程度企業も取り組みを行っている様子が伺えます。

しかし、なぜいつまで経っても「女性はキャリアで悩む」という話題が絶えないのかと考えてしまいます。

男性も結婚やパートナーの出産などを機にキャリアに悩む時が来るはずなのに、なぜ女性だけキャリアの問題が取り上げられるのかが気になります。

また、女性がキャリアに悩まないためにはどのような対策が必要だと思いますか?

ぜひ皆さんの意見も聞きながら、自分が納得できる答えを見つけたいです。

複合的な要因があるかと思います。

経済成長を背景とした終身雇用や世界にはない専業主婦というモデルが長く定着していました。

これにより男は会社へ行って稼ぎ、女は…続きを見る


続いてこの章では、女性のキャリア構築にまつわる現状と課題について見ていきます。

 

女性の就業数は減少、有配偶者の労働力は増加傾向

平成29年度の男女共同参画白書によると、生産年齢人口(15~64歳)の就業率は近年男女とも上昇しており、特に女性の上昇が著しいとされていました。

しかし令和2年の厚生労働省の調査では、前年に比べ女性の就業者数は24万人減少しているというデータがあります。

女性の配偶関係別労働力率は、10 年前の平成22年と比較すると、全ての年齢階級で労働力率は上昇しています。

参考:男女共同参画局 働く女性の活躍の現状と課題
参考:令和2年の働く女性の状況

 

女性の管理職の割合はまだ低い

女性の労働力が増えている一方で、女性の管理職の割合は、帝国データバンクが全国2万を対象に実施した2020年の調査によると、女性管理職(課長相当職以上)の比率は平均7.8%でした。

政府が目標として掲げている「30%」を達成している企業は7.5%止まりであり、最も多い回答が「女性管理職が0%」でした。

これらの結果から、女性の管理職割合が1%以下の企業が全体の約80%であることがわかります。

参考:帝国データバンク「女性登用に対する企業の意識調査(2020年)」

女性の管理職の割合については女性が管理職なりたくない理由は?割合や女性活躍のメリットもご紹介 の記事をご覧ください。

 

そもそも女性はキャリアアップしたいのか?

女性の活躍推進に関して政府はさまざまな取り組みをおこなっています。

しかし、そもそも女性はキャリアアップを望んでいるのでしょうか?

独立行政法人国立女性教育会館の調査によると、正社員で「管理職を目指したい」と思っている女性の割合は約1割で、「どちらかというと目指したくない」「目指したくない」という女性は5割ということがわかっています。

参考:独立行政法人国立女性教育会館 男女の初期キャリア形成と活躍推進に関する調査研究

一方、エン・ジャパンの調査によると、「結婚・出産後も働きたい」と考えている女性が9割近くいることがわかっています。

参考:エンジャパン 『エンウィメンズワーク』ユーザーアンケート

このように、管理職を希望する女性が少なく、就業意欲の高い女性が多いということがわかります。

つまり、女性はそもそもキャリアアップではなくキャリアを積むことの方を望んでいると考えられます。

結婚後の仕事について悩んでいる方は結婚して仕事を辞める女性の割合は?退職後のメリットデメリット や 結婚して仕事を辞める女性の割合は?退職後のメリットデメリット も参考にしてみてください。

 

女性のキャリアアップにおける課題

「男性のキャリア」より「女性のキャリア」という言葉を耳にすることが多いのは、未だに何かしら課題があるからでしょう。

その課題の一つとして、ジェンダーバイアスが挙げられます。

ジェンダーバイアスとは、「男らしさ」「女らしさ」などの男女の役割に関する固定観念・偏見などのことを指します。

ジェンダーバイアスの例は以下の通りです。

  • 「育児は女性が行うもの」
  • 「この業務は女性がするべきだ」
  • 「女性は結婚したら辞めてしまう可能性が高いので採用しない方がいいのではないか」
  • 「育休を取るなら管理職に登用するのは辞めておこう」


このようなジェンダーバイアスによって、女性の立ち位置や仕事が自動的に決まってしまうことも考えられます。

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女性がキャリアプランを考える際の4つのポイント

ポイント
  • ・1. 自分が優先したいものを決める
  • ・2. ロールモデルは複数人持っていた方が良い
  • ・3. 実現可能性を考えてみる
  • ・4. パートナーや家族に話す

前のセクションでは、世の女性のキャリアやライフプランに対する考えや悩みを知ることができました。

悩みや悩みの解決方法は人それぞれです。

ここで、女性がキャリアを考える際に押さえておくべきポイントを4つご紹介します。

 

1. 自分が優先したいものを決める

まず、自分が優先したいことや優先すべきものを決めます。

例は以下の通りです。

  • 一人の時間
  • 家族との時間
  • 趣味などのプライベート
  • 給料
  • ボーナス
  • 勤務時間
  • 仕事内容
  • 社内の男女比
  • 勤務地

例えば、家族の介護が必要、あるいは自身の健康状態に問題がある場合はプライベートを優先した方がよいでしょう。

また、お金を稼ぎたいという意欲がある場合は給料を優先してみましょう。

優先したいことは一つに絞る必要はありません。

優先事項が決まらない場合は、1日や1週間のスケジュールを見返して、何に時間やお金を使う傾向にあるのかを見直すことがおすすめです。

 

2. ロールモデルは複数人持っている方が良い

現代は、一人ひとりの生き方が異なる「多様性」の時代と言われています。

そのため、今後はロールモデルを一人に決めず、プライベートや仕事などそれぞれの分野に合わせた複数人のロールモデルを持つのがおすすめです。

アポイントをとって実際に話を聞きに行ったり、コミュニケーションツールを使って相談したりすることで、自身だけでは考えきれていなかったものに出会えるかもしれません。

自身のライフスタイルや考え方にあわせてロールモデルを変えていき、社内と社外の両方で見つけましょう。

 

3. 実現可能性を考えてみる

自身が優先したいことやロールモデルが定まったら、その理想は実現可能なのかを考えてみます。

理想と現実にギャップがあった場合、理想の条件をどれか削ることを検討してみることがおすすめです。

もしくは、現時点で生じている懸念点やリスクを潰すための案を考え、より実現可能性を高めましょう。

 

4. パートナーや家族に話す

結婚を予定している、もしくは既に結婚している場合、自身のキャリアプランは自分だけの問題でなくなります。

そのため、自分がどのようなキャリアを積み、キャリアアップをしていきたいのかを、パートナーや家族にきちんと伝えることが大切です。

家庭を持つということは、パートナーや家族との協力が必要不可欠と考えられます。

パートナーや家族にもそれぞれの人生プランがあるため、互いに認め合い、理想状態を築けるような取り組みが必要になるでしょう。

関連するQ&A

バリキャリ女子・キャリアウーマンを目指すなら

ポイント
  • ・年収の高い専門職に就く
  • ・女性が活躍しやすい文化や風土のある企業を選ぶ
  • ・管理職を目指してキャリアを積む

バリキャリ女子・ハイキャリアを目指しながら、結婚・出産・育児をしたいという女性には、ロールモデルが少ない傾向があります。

ロールモデルが少ないのは、女性の管理職が少ないからだと考えられます。(2020,男女共同参画)

さらに、出産を機に仕事をやめる女性の割合を見ると、出産後のキャリアの方向性に変化がある女性が多いということがわかります。

このように、バリキャリ女子・ハイキャリアを目指しながら出産や育児をしたいという女性にはロールモデルが少ないということがわかります。

バリキャリ女子になるにはどのようなことを意識すれば良いかをご紹介します。

 

年収の高い専門職に就く

バリキャリ女子やキャリアウーマンのほとんどは年収が高い方が多いです。

バリキャリ女子・キャリアウーマンは仕事へのモチベーションが高く、キャリアを積むための向上心も強いためだと考えられます。

年収が高いからといってバリキャリ女子・キャリアウーマンと定義出来るわけではないですが、キャリアへのモチベーションが高い方は年収も高くなる可能性があります。

また、総合職よりも専門職の方が年収が高い傾向にあるため、目指すのであれば何かに特化した専門職が良いでしょう。

 

女性が活躍しやすい文化や風土のある企業を選ぶ

女性が活躍しやすい文化や風土は、以下のような制度がある会社を主に指します。

  • 産休・育休が取得可能・利用率が高い
  • 育児期間の就労時間の配慮(時短など)
  • 上司との面談制度
  • 360度評価がある
  • 男女比率が約半分ずつ

女性が活躍しやすい文化や風土を持っている企業は、女性の昇進に関して前向きな企業が多く、ジェンダーバイアスが少ない企業であると予想できます。

 

管理職を目指してキャリアを積む

管理職を目指してキャリアを積むこともよいでしょう。

管理職になるためには、社内で良好な人間関係を築くことに加え、任せられた仕事に一つずつ丁寧に取り組むことが必要です。

そうすることで、成果を出しやすくなるだけでなく、社内での信用性も高まり、仕事を任せられる機会が増えるでしょう。

管理職とまではいかなくとも、より上のレイヤーを目指してキャリアを積むのがおすすめです。

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ワークライフバランスを重視するなら

ポイント
  • ・育休や産休取得数が多い企業への就職
  • ・リモートワークができる企業への就職

育休や産休取得数が多い企業への就職

産休・育休取得数の高さは、ワークライフバランスが整った企業を選ぶ上での指標になります。

また、女性の割合が多い企業や職種では、「社員が出産・育児を経て仕事を再開する」という前例が豊富で、仕事の調整や引き継ぎに慣れている人も多い傾向にあるでしょう。

ライフイベントにおける休暇取得に対して理解ある人が多く、女性にとっては働きやすい環境と考えれられます。

そのため、ワークライフバランスを重視するなら、育休や産休取得数が多い企業への就職がおすすめです。
 

リモートワークができる企業への就職

全国転勤や配属・勤務地の変更があるとキャリアプランを考えにくいと感じている方は、リモートワークでも可能な職場を選ぶことで、キャリアを決めやすくなるかもしれません。

また、転勤がない地域限定採用を実施している企業を選ぶこともおすすめです。

近年では、出社とリモートワークを兼ね備えたハイブリット型と呼ばれる働き方も存在します。

リモートワーク可能が企業を選び、自身のライフスタイルに合った働き方ができると良いでしょう。

関連するQ&A

女性がキャリアを手放す必要はない

今回は、女性のキャリアの考え方についてJobQに寄せられていた質問をもとに解説しました。

女性が自身のキャリアを考えていく上で課題はまだまだ多く存在しますが、時代の流れに合わせた柔軟な働き方・キャリア形成をしていきたいものです。

 

大事なことはチャレンジし続けること

女性は、結婚や出産などのライフイベントをきっかけに、自身のキャリアについて考えるポイントがあり、それに伴い抱える悩みも多くなることがわかりました。

しかし、失敗を恐れてチャレンジを怠り、チャンスを逃すことはもったいないことです。

失敗してもまた挑戦してみれば、何か状況が変わる可能性があるでしょう。

むしろ、失敗は人を成長させるため、キャリアに関してポジティブな女性であれば、どんどん失敗するのがよいのかもしれません。

少しでも自身の可能性が残っているのなら、そのチャンスや可能性に賭けてチャレンジし続けることをおすすめします。

当たり前のことですが、これから年齢を重ねていくと、どんどんできなくなることも増えていきます。

少しでも「動きたい」「挑戦してみたい」などの気持ちがあるのであれば、その気持ちを優先する方がこの先後悔をしないでしょう。

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