
バリキャリとは?バリキャリは結婚できないって本当?体験談をもとに解説!
バリキャリとはどのような働き方をする人を指すのでしょうか。バリキャリ女子と言われる人たちはどのような特徴があり、どのようなメリット・デメリットを持つのでしょうか。本記事を読み、バリキャリのメリットやデメリットを理解した上で、バリキャリ女子としての働き方を続けるのか、将来結婚という選択肢をとるのかなど、今後のキャリアについて考えてみると良いでしょう。
バリキャリとは
バリキャリ女子とも言われている
バリキャリとは、「バリバリ働くキャリアウーマン」を略した言葉です。
一般的に「バリキャリ」は、「バリキャリ女子」と言って女性に対して使うことが多いです。
バリキャリは、自覚する場合もあれば、他者からの評価によって定義づけられることもあります。
自分はバリキャリ女子と言えるのか、周りにいるあの人はバリキャリ女子なのか、次のセクションで特徴を確認していきます。
ゆるキャリとの違い
バリキャリ女子としての生き方に代わる考え方として「ゆるキャリ」というものがあります。
ゆるキャリとは、バリキャリの逆で「仕事もそこそこ頑張りながら、恋愛や結婚を意識してプライベートの時間も大事にする」働き方です。
昨今ではワークライフバランスが注目されていますが、ゆるキャリはどちらかというと「プライベート」を重視した働き方と言えます。
必ずしもバリキャリ女子として働くことが正しい・誤っているというわけではありません。
自身が幸せ・楽しいと思うものを軸に、働き方を考えてみるとよいでしょう。
バリキャリにはどのような特徴がありますか?
20代女性です。
私はバリキャリなのかそうでないのかよくわからない狭間にいると感じます。
平日は帰宅後も仕事をしたり仕事のことを考える時間も多く、土日も暇だと思う時間があればパソコンを開いて作業をしたりしています。
仕事は嫌いではないですし、仕事へのポリシーやスタンスも確立していると思います。
ですが、サイトでバリキャリの特徴を調べると出てきた「年収は500万円以上」の項目には残念ながら当てはまらないため、バリキャリではないのかな?と思います。
みなさんが考えるバリキャリはどのような特徴がありますか? また、周囲でバリキャリと思う人の特徴はどのようなものでしょうか?
パリキャリは、仕事を通じて自己実現とか、お客様に貢献したい、更には…続きを見る
バリキャリ女子は少ない
バリキャリ女子の割合は2割とあまり多いとは言えません。
バリキャリとしての働き方ではない考え方も出てきています。
このままバリキャリ女子としてキャリアを歩んでいくのかなど、バリキャリ女子でいることについて悩んでいる方は、一度考え直してみるのも良いかもしれません。
どちらの働き方が自分の理想に近いか考える際には「女性のキャリアプランの立て方は?例文含めて徹底解説」を参考にしてみてください。
女性のキャリアプランの立て方や、キャリアプランを立てるときのコツを解説しています。
バリキャリの5つの特徴
- ・仕事が好き
- ・自分に軸がある
- ・年収は500万円以上
- ・美意識も高い
- ・恋愛や結婚にはこだわらない
仕事が好き
バリキャリ女子は、基本的に仕事が好きです。
自分が好きなことや得意なことを仕事にしている人も多いため、休日も仕事にまつわることをしているようです。
仕事が好きであると同時に、仕事に対する意識も高く向上心があります。
業務量が多くなったり残業が増えたりしても、「自分のため」と、仕事に関してネガティブな感情を持たないことが多いようです。
自分に軸がある
基本的に何事も自分の力で解決しようとします。
人に頼っている時間があるのなら自分でどうにかしたほうが早いと思っていることが多いです。
すぐに行動に移せる背景には、しっかりとしたブレない自分の軸を持っているからこそすぐに行動に移すことができるのでしょう。
年収は500万円以上
バリキャリ女子の平均年収は500万円以上だと言われています。
正社員女性の平均年収を見ると、バリキャリ女子は正社員の女性よりも稼いでいるということがわかります。
- 20代:317万円
- 30代:378万円
- 40代:402万円
美意識も高い
バリキャリ女子は美意識も高いです。
仕事において関わる人に好印象を持ってもらうためには、身なりを清潔に保つ必要があります。
また、美意識が高いと、仕事ができるという印象も与えることができるでしょう。
恋愛や結婚にはこだわらない
バリキャリ女子は、特に恋愛や結婚にはこだわりません。
全く興味がないというわけではなく、自身のキャリアについてのビジョンが強く、恋愛や結婚よりも仕事を優先しているということです。
もちろん結婚しながらバリバリ働く女性もいます。
結婚後も仕事を辞めたくないと考えている人は、「結婚しても仕事を辞めたくない!女性がキャリアを諦めないためのポイントを体験談とともに解説」も参考にしてみてください。
バリキャリであることのメリット・デメリット
この章ではバリキャリであることのメリット・デメリットについて解説します。
バリキャリの4つのメリット
バリキャリでいることのメリットは主に以下の4つです。
- 自由に使えるお金が増える
- その分時間の使い方も自由
- 何事も効率化を図れる
- 選択肢が増える
順に解説していきます。
自由に使えるお金が増える
バリキャリ女子は平均年収が高いという話をしましたが、その分自由に使えるお金が増えます。
自由に使えるお金が増えると、自身の健康や美容、スキルアップに使うお金も増えるでしょう。
健康を維持しながら仕事に打ち込むことができるため、生産性も上がることが予想されます。
その分時間の使い方も自由
自由に使えるお金が増えると、その分自由に使える時間も増えます。
例えば、気軽にタクシーや新幹線を使うことができると、その分移動の時間を短縮することができます。
短縮によって空いた時間を勉強の時間に充てたりすることもできます。
このように、お金に余裕があると時間にも余裕が生まれます。
何事も効率化を図れる
自由に使える時間とお金が増えると、何事も効率化することができます。
移動時間に加え、家事についても同様のことが言えます。
洗濯する際も、ドラム式洗濯機を使うことができたり、食器洗いも自動の食洗機を使うことができたりします。
選択肢が増える
バリキャリ女子であることの最も大きいメリットは、選択肢が増えることです。
なぜなら、バリキャリは経済的に自立しており、転職先や結婚相手などを制限なく選ぶことができるからです。
日本の男女の平均年収には未だ差があるため、政府は女性の経済的自立のための環境整備をすることを決定しました。
政府が指摘するように、経済的自立をしている日本女性は数少ない一方で、バリキャリは経済的に自立しているため、生活する上での選択肢が増えやすいでしょう。
参考:日本経済新聞 「女性の経済的自立へ環境整備を」男女共同参画
バリキャリの4つのデメリット
一方、バリキャリにもデメリットはあります。
- 男性と収入や生活レベルが合わない
- 出会うきっかけがない
- 婚期や出産の時期が遅れる可能性がある
- プライベートの時間が少ない
上記の4つのデメリットについて詳しく解説します。
男性と収入や生活レベルが合わない
バリキャリ女子で年収が高いと、男性側も近寄り難い傾向があります。
年収は女性より男性の方が高い方が望ましいと考えている男性は、特に近寄り難いと考えるでしょう。
昨今でもまだ、男性は女性よりも稼ぎが多い方がいいというイメージがあるため、バリキャリは「高嶺の花」としての印象を持たれてしまう可能性があります。
出会うきっかけがない
仕事に注力しすぎると、プライベートも自分のために時間を使うことが多くなり、男性と出会うきっかけも減ってきてしまうこともあるようです。
そもそもバリキャリ女子は、恋愛や結婚に対してこだわりがあまりないため、出会うきっかけがなくても気にする人が少ないと予想できます。
婚期や出産の時期が遅れる可能性がある
バリキャリは出会うきっかけがないと言うことを述べました。
男性の場合、仕事ができて年収が高いと結婚が早い傾向がありますが、女性の場合仕事を頑張りすぎると婚期が遅れる傾向があります。
婚期が遅れると出産の時期も遅れがちになります。
ですが、婚期や出産の時期が遅れてもバリキャリ女子は気にする人が少ないかもしれません。
プライベートの時間が少ない
バリキャリ女子は、友達と遊ぶ時間や娯楽に使うプライベートの時間が他の女性に比べて少ない傾向があります。
普段は仕事に熱心に取り組んでおり、プライベートの時間ができても、自己研鑽の時間に充てる人が多いと予想できます。
そのため、遊ぶ時間や娯楽でもプライベートの時間が欲しい人にとって、プライベートの時間が少ないことはデメリットでしょう。
ここで、JobQに寄せられた、女性たちの仕事とプライベートに関する質問をご紹介します。
女性の皆さんがキャリアとプライベート両立で工夫していることは?
これまではひたすら仕事に集中し、トップセールスを取るぐらいの成果を出してきました。
仕事に全力で取り組みたい反面、プライベートをおろそかにしていたこともあり、このままだと仕事だけの人生で終わってしまいそうで不安です。
社会で活躍される女性の皆さんがキャリアとプライベートを両立するために工夫されていることがございましたらぜひ教えてください。
キャリアも諦めたくないのであれば、両立できるように色々工夫すればできると思います。
ただ、子育て、家事など夫婦で協力しながら、もし近くに親などのサポートがあれば、結構…続きを見る
周囲のサポートや制度を活用すれば、今まで通り仕事を一生懸命に取り組みながら、プライベートの充実も図ることができるというものでした。
バリキャリは結婚できない?体験談をご紹介
バリキャリ女子として働いていると、結婚ができない、もしくは結婚時期が遠のくという懸念を持つ方も多いのではないでしょうか。
しかし、バリキャリ女子だからと言って結婚できないというわけではないようです。
バリキャリ女子は結婚できないという噂は本当でしょうか?
今後、バリキャリ女子として活躍していきたいと考えていますが、バリキャリ女子は結婚しにくいという噂を聞き、今から不安に思っています。
これって本当なのでしょうか?
確率的に…続きを見る
バリキャリ女子が結婚するには、適齢期に結婚相手を見つけたり、キャリアに対して同じ熱量の男性と結婚したりするのが良いとされています。
また、ライフイベントと女性のキャリアを両立するために、企業の働き方も多様化してきています。
ライフイベントと女性のキャリアへの影響や、多様になってきている働き方を知りたい場合は、「女性のライフイベントとキャリア|出産後の多様な働き方も紹介」を参考にしてみてください。
バリキャリになるには
バリキャリ女子になるためには、どうしたら良いのでしょうか。
「バリキャリ」と定義されるには、少なくとも年収500万円以上が必要です。
ここでは、年収を500万以上を稼ぎ、バリキャリ女子に近づくための方法を3つご紹介します。
- マネージャー職に就く
- スキルを身につける
- 年収の高い企業に転職する
バリキャリに少しでも近づきたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
マネージャー職に就く
まず、バリキャリになるにはマネージャー職に就くことがおすすめです。
なぜなら、マネージャーになると仕事の管轄の範囲が広がり仕事の量も増えるからです。
例えば、重要な会議に出席する回数が増えたり、部下の仕事やメンタルのケアをする機会が増えたりします。
このように、マネージャー職につくと必然的に業務量が増えるため、バリキャリ女子に近づくことができます。
スキルを身につける
バリキャリ女子に近づくためには、マネージャー職に就くことがおすすめと上述しました。
ですが、マネージャーになるためにはある程度のスキルが必要です。
例えば、ビジネススキルやメンバーのマネジメントスキルが挙げられます。
それだけでなく、職種的に必要なスキルも多くあるため、場合によっては資格を取ることも必要でしょう。
スキルが上がれば給料も上がり、年収が高いバリキャリ女子に近づくことができるかもしれません。
転職する
年収を500万円以上稼ぎバリキャリになるには、転職をするのも手段の一つです。
特に、経営コンサルタントや技術職のような専門職であると、年収が高い傾向にあります。
専門職は長く働きやすい環境があったりするため、継続して働くと更なる年収アップが望める可能性があるでしょう。
また、女性であれば女性が活躍しやすい企業を選ぶことも、バリキャリに近づく方法です。
バリキャリ女子でいることは楽しい
バリキャリとゆるキャリとの違いや、バリキャリ女子の特徴について解説してきました。
バリキャリ女子としての生きるのも楽しいですし、ゆるキャリとして生きるのも楽しいでしょう。
自身が納得する働き方をするためにも、バリキャリの特徴を理解してみるのも手段の一つです。
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