刑務官の給料│一般公務員との違いや採用試験も解説

刑務官の給料と一般公務員の給料の違いについて解説します。

また、刑務官の給料以外の特典についてもまとめています。
 

刑務官と一般公務員との給料の違い

刑務官の年収は、一般公務員よりも12％ほど高く設定されています。

これは、普通の公務員よりも特殊な職務であることが理由です。

肉体的にも、そして精神的にも過酷とされている刑務官なので、当然でしょう。
 

刑務官の給料以外の特典

刑務官は公務員になるため、国家公務員共済組合の組合員として、共済に加入することができます。

この共済は、病気や事故などの何らかの理由によって治療が難しいとされる病気や障害などを患い、これまでと同じように働くことができなくなってしまった場合に支給されるものです。

また、病気や怪我といった時だけではなく、出産などの祝いごとにも給付金を受け取ることができます。

そしてこの国家公務員共済組合は、勤務している期間中に加入をすることができますが、退職をしてからも、共済年金の受給対象者となることが可能です。

この共済年金は、一般的な厚生年金を受給するために支払わなければいけない保険料よりも数パーセントほど低い保険料で設定されています。

そのうえ支給額は一般的な厚生年金よりも上回るため、民間企業に勤めている人または自営業の人よりも、年金制度は恵まれているといえます。