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社会保険労務士 将来性

社会保険労務士の将来性は明るい?AI技術、需要、供給から解説

社会保険労務士の将来性について、知りたいですか。社会保険労務士は、国家資格が必要な専門職です。今回は社会保険労務士の将来性について、需要と供給、AI技術から考察していきます。社会保険労務士を目指すか迷っている方や目指している方はこの記事を参考にしてみてください。

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社会保険労務士の将来性はない?

全くなくなることはない職

社会保険労務士は、保険・年金に精通した国家資格が必要な専門職です。

国家資格なので安定した職種と捉えられていますが、果たして今後将来性のある職種なのでしょうか。

ここでは、

  1. 企業の利用率の状況(需要)
  2. 社会保険労務士数(供給)
  3. AI技術

についてご紹介し、社会保険労務士の将来性を考察します。

1.企業の利用率の状況

まずは、社会保険労務士の企業の利用率の状況をご紹介し、社会保険労務士の需要について考察します。

全国社会保険労務士会が2016年に行なった「社会保険労務士のニーズに関する調査結果」によれば、

  • 全国の企業のうち56.4%が社労士を利用
  • 9.7%が過去利用したが現在は利用なし

という結果になっています。

社会保険労務士を利用しない理由には「特に依頼することがないから」という回答が6割を占めていますが、見方を変えれば、相談する事柄が出てきた場合、社会保険労務士に頼むことが考えられます。

社会保険労務士の需要は、現時点で増加することは考えにくいですが、なくなることもないといえます。
 

2.社会保険労務士数の状況

次に社会保険労務士数から、社会保険労務士の供給を考察します。

社会保険労務士法人アイプラスによれば、社会保険労務士の会員数は以下の表の通りです。

年月 会員数
2016年4月 40,210
2017年4月 40,609
2018年4月 41,295
2019年4月 42,153


表をみると、会員数は年々少しずつ増えていることが分かります。

このことから、社会保険労務士の供給はこれからも少しずつ上がると考えられます。

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▶︎社会保険労務士の合格率|推移や合格基準をご紹介します

3.AI技術の状況

最後に社会保険労務士の仕事とAIの関係性を考察していきます。

結論から言えば、社会保険労務士の仕事は一部AI技術に奪われる可能性があります。

しかし、全ての業務を奪われる心配はないでしょう。

例えば、社会保険労務士の仕事の一つに「年金・保険の相談」があります。

このような相談業務は、対人で話すからこそ柔軟な対応を行うことができ、機械的な受け答えは通用しません。

従って、AI技術発達により事務的作業は奪われる可能性がありますが、人とつながりが必要とされる業務は奪われないでしょう。

以上3つの観点から、

  • 需要は変わらないが、会員数は少しずつ増加し、AIに一部仕事を奪われる可能性がある

ことが分かりました。

従って、社会保険労務士は「なくならない仕事ではあるが、仕事がない社会保険労務士が出てきたり、今後仕事内容が変化する可能性がある」と言えます。

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