【食品衛生監視員はつらい？】仕事内容は本当に激務なのかご紹介！

食品衛生監視員の仕事でつらいこととして、主に3つが挙げられます。
 

1. 高い英語力が求められる
2. 業務の幅が広い
3. 管轄で食中毒などが起こると忙しい

それぞれについて詳しく紹介していきます。

1．高い英語力が求められる

食品衛生監視員は時として、高い英語力を求められます。

というのも、通関業者の中には全く日本語が話せない外国人もいて、英語での綿密なコミュニケーションを必要とするからです。

通関業者は基本的に日本人ですが、日本語を話せない外国人が来たり、英語で電話対応をしたりしなければならないことがあります。

日本語を話せない人を相手にする場合、指導しなければならないことを正確に指導できなかったり、確認すべき項目が伝わらなかったりすることも多いです。

また、日本の法律を知らずに食品を輸入するケースもあり、英語で話すだけではなく厚生労働省のウェブサイトにある法律を見せて英語で説明するなど、比較的高い英語力が求められます。

こうしたことに対して英語を苦手とする方やコミュニケーションを取ることが苦手な人にとっては、食品衛生監視員の仕事はつらいものと言えます。

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2．業務の幅が広い

食品衛生監視員は、輸入される食品の感染症を予防し、食中毒のリスクがある食品が流通することを防ぐことが主な仕事です。

食中毒を防ぐためには様々な場所で検査が必要です。食品衛生監視員の仕事は、働く現場ごとに仕事内容は異なり、業務内容はとても広くなっています。

例えば、港や空港で働く食品衛生監視員は輸入食品の監視・検査・検疫業務といった業務を行います。

また、保健所で働く食品衛生監視員は飲食店の営業許可・監視や指導・食中毒の検査・食品検査・食品に関する相談業務を行います。

さらに、自らの管轄エリアの飲食店における食品衛生を監視することも仕事の1つです。

そのため、食品衛生監視員の方の中には、業務が非常に多岐にわたることをつらく感じる人もいるのかもしれません。

3．管轄で食中毒などが起こると忙しい

自治体の保健所で働く食品衛生監視員は、管轄エリアの飲食店や食品を販売する小売店で食中毒や事故が起こった場合、医師や関係者とともに調査をしなければなりません。

調査を行い、食中毒の原因になった食品の販売停止、営業停止の処分を行います。

スピーディーに原因特定から販売・営業停止までの行政処分を下さなければなりません。食中毒事故が起こり急に忙しくなると「仕事がつらい」と感じるのでしょう。