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税理士 将来性

【税理士に将来性はある?】AI化が進む中で必要な能力とは

税理士になりたいと考えているが、AIの進化により税理士の将来性に不安を抱えていませんか?なぜ税理士という職業がなくなると噂されているのか、実際にAIの進化によって税理士がいなくなった国の例を交えて、今後必要とされる能力などについてご紹介します。

税理士に将来性はない?

税理士は将来AIに代替えされる?

AIが発達することで、人が行なっている作業がなくなる、もしくは少なくなると言われていますが、税理士の仕事はAIに代替されるのでしょうか。

税理士の業務内容や現状を加味すると、仕事の全てがAIに代替されることはないと言えるでしょう。

実際、すでに会計ソフトなどの普及により記帳代行や申告手続きなどは簡略化され始めています。

しかし、どの業務においても全てAIが行なっているものはなく、人による作業が含まれています。

AIが行えるような仕事もありますが、あくまで税理士の業務の補助的な役割であることには変わりないため、すぐに仕事がなくなることはありません。

今までは、単純作業によって多くの時間を使ってしまったり、同じ作業による疲れなどから簡単なミスが起きてしまうこともありました。

しかしAIなどの仕組みを理解した上で、今まで時間を取られていた作業をなくすことが出来れば、時間を有効活用することやミスを減らすことができ、効率よく業務を行えるようになるというメリットもあります。

そのためAIが発達した場合、自分の仕事が取られると考えるのではなく、自分がどのように有効活用すればいいのかという点で考えてみることをおすすめします。
 

税理士は20年後どうなる?

20年後には税理士の人口は減り、専門的な知識を持ち合わせている人が少なくなると考えられています。

2015年に日本税理士会連合会が調査した「第6回税理士実態調査報告書」によると、税理士で最も多い年齢層は60代であり、20〜30代は全体の10%ほどしかいません。

税理士には定年がなく、自分でやめない限り続けることが可能であり、そのため税理士の高齢化も進んでいます。

税理士は顧問契約を結ぶこともあるため、クライアントが長年携わっていた税理士の変更を嫌がる場合なども税理士が長く続ける原因になり、リタイアするタイミングを逃すことにも繋がってしまうでしょう。

また年度によって異なりますが、税理士試験の受験者数は年々減少傾向にあり、高齢化が進んでいるのに対して、若い税理士が増えていないという問題もあります。

税理士試験は科目ごとに有効期限がなく、一度合格してしまえば一生科目合格者となるため、長期的に試験を受ける人の割合が高く、合格者の多くは30歳以上となっています。

受験者だけでなく、税理士試験に合格した税理士登録者の平均年齢も高く、今後も若い税理士が増えない状態が続くと、平均年齢はさらに増加するでしょう。

そのため、20年後には、税務に関する専門的な知識を持ち合わせている人の数が少なくなるのではないかと考えられています。

参照:第6回税理士実態調査報告書

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