
正社員からアルバイトに転身するのはあり?メリットや注意点を解説
働き方改革が進む中、労働環境や働き方は多様化しています。この記事では、正社員からアルバイトになる際のメリットやデメリットについて解説します。また正社員からアルバイトに転身する場合の手続き方法や判断基準も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
正社員とアルバイトの違い
正社員は期間の定めがなく雇用されている「正規社員」を指します。一方、アルバイトやパート、派遣などの正規社員以外の働き方は「非正規社員」と呼ばれ、期間の定めがあります。
同じように会社で働いていても給料や福利厚生などは、正社員とアルバイトで大きな違いがあります。どちらを選ぶか、状況に合わせて正しい判断をするためにも、まずは基本的な知識を深めましょう。ここでは、正社員とアルバイトの概念について紹介します。
正社員とは
正社員とは正規に雇用されている者を指し、基本的に雇用期間の定めがありません。定年退職を迎えるまでの長期間働くことを見越して採用されます。
また、給与形態には「月給制」や「年俸制」などが採用されているケースがほとんどです。休日の日数に関わらず、一定の給与が支払われます。勤務時間は週5日、1日8時間勤務が一般的です。就業時間は、職種や役職など会社の規定により異なります。
アルバイトとは
アルバイトと正社員との主な違いは、勤務時間と契約期間です。
アルバイトは有期雇用が基本となっており、原則「3年まで」と定められています。また勤務時間は1日3時間~8時間程度とされていることが多くなっています。
自分で勤務日や時間を選択できる「シフト制」が導入されているケースがほとんどで、正社員に比べて自由度が高い点がメリットだと言えるでしょう。
アルバイトの給与体系は「時給制」が大半です。毎月の給与が固定されている正社員と異なり、働いた分だけ給料をもらえる仕組みになっています。