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小さな会社を経営しております。プログラマーです。 終身雇用は制度ではなく商慣習ですけど、制度としては金銭解雇のルールがなく解雇規制が厳しいという形になります。文字通りの意味でのリストラクチャリングで事業の再構築をして、必要な人を獲得・確保し、不必要な人を放出するというのができません。 そのルール自体が米国などに比べて厳しいのか?というと、そうでもなくて契約に書いてあればいいのですよね。例えば、契約に期間を書き込めば一般的には「契約社員」と言われてます。また業務のほとんどをパート・アルバイトで構成して正社員を雇わないのも普通に行われていますよね。 結局、どうなってるかというと仕事のかなりの部分を外注や契約社員、派遣社員などにして、事業が縮小しても必要になるであろう人材だけを正社員として長期の雇用が守られるような形になってるのですよね。 当然の帰結というかで、ざっくりいってキャリアの構築とか言えて職業や会社が選べて終身雇用なんて不用な人が正社員になって、どこでもいいから雇われたくて、ちょっと安定させてほしい人は正社員にはなれないのですよね。終身雇用に該当する人は価値を感じないのに、それを得られない人が幻想を見るような感じになっています。「終身雇用は必要ですか?」というこのご質問はかなり強者の論理ですよね。 だからどうというのはないのですけど、状況は変わるかもしれませんね。 コロナ禍で、それまで引きこもりをしてた人がUberEatsで誰にも面接されずに働いてそこそこ稼げると気づいたといったことも多いみたいなのです。非正規社員とは違って「独立」です。別に組織に所属しなくても大丈夫そう。新卒で大企業に入れなくても人生をあきらめることもないな、という感じにはなっていきそうだと思います。そのあたりの選択肢の多さが、氷河期世代の時とは違ってきそうな気がします。
私も同じような事をたまに考えます。 平均よりも能力が劣る者としては終身雇用制度的なものが残っていて欲しいと願っています。 大手やベンチャーはどんどん実力主義になっていくでしょうし、我々のような能力が低いまたは安定志向などの類の人間が細々と生きていくにはかなり厳しい人生になると思います。 とはいえいくら願っても叶わないので、努力するしかない。。といった想いで努力しております。
終身雇用があるならあった方が当然いいと思いますが、不可能なので崩壊してると言われているのです。 元々企業としては不要な解雇は行いません。これは日本だけでなく外資の企業も同じです。つまり、安定を望む人は別に辞めなければこれまでと変わらないです。 能力のないことを棚に上げて安定を望むと言う人は残念ながらこの先生き残ることは難しいでしょう。
終身雇用崩壊というと、長く続いてきたことが崩壊したみたいに思いますが、せいぜい戦後、団塊の世代のちょっと前くらいからの話です。最近亡くなった祖父(90)世代では、就職するときにそんな保証なかったわけで。 高度経済成長のなかで偶然1、2世代続いたことを期待するのは合理的ではないです。 といっても、インフラ系、公共系の仕事など、流動性の低い就職先を見つけて、安定を図ることは選択肢のひとつではないでしょうか。実際、電力会社や鉄道会社はほぼ辞めないし、中途がばんばん活躍する文化でもありません。ただ、そのような業種も何十年かで構造は変わるので、あくまで変化がおきにくいというだけです。原発のように、ある日急に岐路が現れるものなので。 まあ、ポータブルスキル(他で通用するスキル)を常に意識して磨くことが安定への近道でしょうか。
終身雇用は不要派です。理由は、努力して能力アップすることをサボる社員を大量に抱えた結果、日本は平成の30年で給料水準はほぼ上がらず、アメリカや欧州はたしか約20%は上がっています。 安定を求めること自体は悪いことではないと思います。ただ、条件があり、継続して努力して会社の利益へ貢献する見返りとして報酬を得るということです。 もし、終身雇用をこのまま続ければ、日本は益々衰退し、外資企業に買収され、日本はどんどん貧困国へ突き進むことでしょう。 経済が活性化しないと、社会保障の財源も無いため、政府が社会保障をやろうとしてもお金が無いのです。なので、日本人はもっと努力すべきだと思います。新しいことを学ぶのが面倒とか言っている場合じゃないです。 そこで最近議論になっているのがベーシックインカムです。生きるために必要な最低限のお金は政府が支給する感じです。もし、豊かな生活をしたいのであれば、努力して稼げるようになれば良いのです。
終身雇用制度について、質問の意図がわかりません。 コロナ禍の標準的なキャリアの築き方に関する質問もよくわかりません。 どういったキャリアを築きたいのか、また、あなたの職歴や学歴によってできることも考えることも変わります。
質問の意図がわからないですね。 終身雇用が必要か必要ではないかは個人に依存する話なので、明確な答えは誰も持ってないと思います。 事実として、終身雇用を保障することが難しいのは事実だと思います。社員を40年雇うということは、会社としても40年存続できないといけないわけですから。 あと、質問者さんのいう「標準的なキャリア」というのは何を指してるのか… コロナのような外的要因の影響を受けるのはある意味仕方のないことだと思いますが、そんな中でも安定してる業種・職種は何かを知りたいということですかね?
私の会社(外資IT)はもともと終身雇用ではないので、世間がどうなろうとあまり気にはしていません。幸いにもこの業界では今40代50代が転職しやすくなっていますので、さほど将来に心配もしていません。 コロナ禍で特にダメージを受けた業界はどこかを調べてみるといいです。
若い時、低賃金でこき使って、家族増えるくらいの歳に、還元するという流れは、給料が上がり、世の中がずっと成長してることが前提。 前提がない以上、成り立たないが現状でしょうか。できれば、慣れた仕事で楽に暮らせればと思います。 できる人は、一生分稼いでリタイアなんてしてます。一方で、中途半端なエリートが年収1000万くらいで会社の幹部でしがみつき、保身に走る。未来は自分で作るしかないんでしょうね。
必要不要以前に、終身雇用が保障できないようなベンチャーや中小にしか行けないことが安定や長く働くことからは程遠い選択と思います。