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配線・電気工事技術
電気工事士 年収

電気工事士は稼げる?立場による年収差や仕事内容などを解説

電気工事士は、さまざまな場所の電気設備を支える重要な職種です。収入は経験や勤務先などによって異なり、安定した収入を得られるのに加えて、独立の道もあります。電気工事士の年収や仕事内容について紹介するとともに、資格取得のポイントも解説します。

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電気工事士の年収はどれぐらい?

電気工事士の年収は、資格の種類やキャリアの段階によって大きく異なるのが特徴です。見習いから第一種までの立場ごとの違いを理解することで、キャリア形成の参考になります。それぞれの立場で、どの程度の収入が見込めるのか確認しておきましょう。

電気工事士の平均年収

まずは、電気工事士の平均年収から確認しておきましょう。令和6年の賃金構造基本統計調査によると、電気工事士に当たる「電気工事従事者」の「きまって支給する現金給与額」は、36万7,600円です。

さらに「年間賞与その他特別給与額」は106万4,900円となっているため、平均年収は547万円程度と考えられます。ただし、経験年数や地域・勤務先によって収入に大きな差があり、大都市圏では高め、地方ではやや低めの傾向もあります。

さらに、各種手当や残業代によっても実際の収入には差が生じるため、参考程度にとどめておくとよいでしょう。

参照:賃金構造基本統計調査 令和6年賃金構造基本統計調査

見習い電気工事士の年収は?

電気工事士は職人であり、資格の有無にかかわらず見習いからスタートし、数年で一人前とされるのが一般的です。キャリアによって年収が大きく変わってくるので、まずは見習いの立場にある電気工事士の年収から確認してみましょう。

上記の賃金構造基本統計調査の職種区分において、経験年数が1〜4年で、かつ20~24歳の「電気工事従事者」データを参考にしてみます。「所定内給与額」は23万5,300円で、「年間賞与その他特別給与額」は78万3,900円とあるので、見習い電気工事士の平均年収は約360万円であることがわかります。

なお、経験年数が1年未満の人材の「所定内給与額」は23万100円で、「年間賞与その他特別給与額」は4万4,300円となっており、平均年収は280万円程度と考えられます。

参照:賃金構造基本統計調査 令和6年賃金構造基本統計調査 

第二種電気工事士の年収は?

見習いを卒業し、第二種電気工事士として活躍するケースが多いのは、経験年数が5〜9年の人材と考えられます。併せて25~29歳のデータを参考にすると、「所定内給与額」は26万7,000円です。さらに「年間賞与その他特別給与額」は112万9,000円なので、平均年収は約433万円です。

経験年数が1~4年程度の見習い電気工事士に比べると、ボーナスの額が多くなっているのが特徴です。第二種電気工事士の資格を取得すると、一般住宅や小規模施設の電気工事を担当できるようになり、それに応じて収入も増える傾向にあります。

参照:賃金構造基本統計調査 令和6年賃金構造基本統計調査 

第一種電気工事士の年収は?

キャリアを積んで第一種電気工事士として活躍する年数を10~14年とし、30~34歳の人材が活躍しているとすれば、「所定内給与額」は28万4,300円です。さらに「年間賞与その他特別給与額」は127万5,900円なので、平均年収は468万円程度と考えられます。

また35~39歳までの人材になると、平均年収は約570万円となり、経験年数10~14年の電気工事士の中では、最も年収が高くなります。

第一種電気工事士は、高圧受電設備やビル・工場などの大規模施設の電気工事も担当でき、施工管理を任されることも珍しくありません。管理職や独立を視野に入れたキャリアパスも広がるため、年収を大幅に上げる人が多くいます。

参照:賃金構造基本統計調査 令和6年賃金構造基本統計調査

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