
【人材業界とは】仕事内容やその魅力・将来性まで詳しく解説!
人材業界とよく耳にしますが一体何を指しているのでしょうか。人材業界には様々な業務内容や特徴があります。転職・就職の仲介事業から、人材派遣まで非常に大きな市場規となっているのが人材業界です。ここでは人材業界の事業内容と将来性について紹介します。
人材業界とは
人材業界
人材業界とは、どのようなものを指すのでしょうか。
一言で表すと、人と企業を結びつけることを主な事業とする業界です。
人材業界には様々な事業が存在しますが、最もイメージしやすいものが人材紹介でしょう。
人材紹介事業では、文字通り人材会社が企業と人の間の仲介役となり、サービスを展開します。
人材業界には他にも事業が存在し、主には以下の4つの事業があるとされています。
- 人材派遣
- 人材紹介
- 求人広告
- 人材コンサルティング
以下では、「特徴」と「将来性」を述べたのちに人材業界の4つの事業について詳しく紹介していきます。
人材業界の特徴
人材業界の大きな特徴は、景気や経済の動きに大きく左右されやすいという点です。
なぜなら、企業は景気が悪くなり業績不安になると採用数を減らしてしまうからです。
企業が採用数を減らすということは、そのまま人材業界の市場規模の縮小に繋がります。
これは、人と企業を結びつけることを仕事とする人材業界にとっては大きな痛手となるでしょう。
また一方で、景気が上向きになり企業間での流動性が高まれば、それは人材業界の市場規模拡大となります。
このように人材業界は、景気に大きく左右されやすい点が特徴と言えるでしょう。
関連記事
▶︎【人材業界を目指す人へ】向いている人・向いていない人の特徴とは?
人材業界の将来
それでは、景気に左右されやすい人材業界の将来性はどのようなものなのでしょうか。
結論から言うと、日本における人材業界の将来性は明るいものではありません。
と言うのも、日本の経済や景気の動向は下向きに推移すると予想されているからです。
日生基礎研究所によると、2030年までの10年間のGDP成長率は平均で1.5%で停滞していくと予想されています。
一般的に、GDPはその国の生産年齢人口によって左右されます。
日本の生産年齢人口は年々減少しており、少子高齢化が年々進行しています。
実際に総務省によると、日本の生産年齢人口は1995年をピークに年々減少しています。
つまり、日本の景気や経済が下向きに推移していくと考えられます。
こうしたことから、人材業界の将来性は明るいものとは言えないでしょう。
▶︎関連記事
【人材業界へ転職するためには】様々な中途採用情報をご紹介