
ピアノ講師になるには?ヤマハの資格や講師までの道のりを解説
個人やピアノ教室などでピアノのレッスンを行うピアノ講師ですが、なりたいと思っているが何をすればいいのか分からない方に向けてなり方について解説していきます。資格・適性や仕事内容、年収なども解説していますので気になる方はぜひご参考ください。
ピアノ講師になるには?4つのなり方を解説
ピアノ講師になるためには、以下の4つの方法をあげることが出来ます。
- 個人で教室を開いてピアノ講師になる
- ヤマハ音楽教室のピアノ講師になる
- カワイ音楽教室のピアノ講師になる
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ピアノ教室の採用に応募する
ピアノ講師になるために具体的に何をすれば良いか分からないと思っている方は、これからご紹介する4つの方法を参考にしてみて下さい。
方法①個人で教室を開いてピアノ講師になる
個人でピアノ教室を開いてピアノ講師になるには、特別な資格は必要ありません。
ピアノの技術があり、人に教える事が好きな方であればピアノ講師になる事ができます。
ただ、資格が必要なくてもピアノ教室を開く事ができますが、生徒達を集める際には、音楽大学卒業生や学校で音楽を教えていた等の肩書が望ましいようです。
というのも、生徒や生徒の親に信頼が高めることが出来るからです。
個人のピアノ教室に生徒を集めるためには、信頼を高める宣伝活動が必要になります。
方法②ヤマハ音楽教室のピアノ講師になる
ヤマハ音楽教室のピアノ講師になるには、「ヤマハシステム講師資格習得試験」と「ヤマハ音楽能力制度」の2つに合格する必要があります。
「ヤマハシステム講師資格習得試験」とは、ヤマハでピアノを教えるための資格を習得できる試験です
専門学校・短期大学・大学・大学院を卒業した人であれば、試験を受けることが可能です
試験内容は、ピアノ演奏・楽典・筆記試験などを行います。
「ヤマハ音楽能力制度」は、ヤマハでピアノ講師として働くためにピアノ演奏やピアノ指導などを行います。
なお、5級以上を習得する必要があります。
方法③カワイ音楽教室のピアノ講師になる
カワイ音楽教室のピアノ講師は、学歴とピアノの実力があれば応募することが出来ます。
学歴は、音楽大学・音楽短期大学・短期大学(音楽系専攻)の卒業者、及び卒業見込みの学歴が必要になります。
実力は、「カワイグレードテスト」という試験に合格する事で、カワイ音楽教室のピアノ講師になる事が出来ます。
「カワイグレードテスト」の試験内容は、ピアノ演奏・面接・小論文などの筆記試験などです。
上位級の試験を合格することで、ピアノ講師としての報酬を上げることも可能です。
方法④ピアノ教室の採用に応募する
ピアノ教室の採用に応募するには、先程ご紹介した「個人でピアノ教室開いてピアノ講師になる」のと同様に、資格と学歴に関係なく応募することが可能です。
ピアノ教室の採用で重要視されているのは、ピアノ演奏技術やピアノを教える指導力です。
また、学歴が必要なくピアノ教室に応募する事が可能と紹介しましたが、コンクールで入賞していたり、有名な音楽大学を卒業している人は応募する際に追加評価に繋がる可能性があります。
このようにピアノ講師になるために、ピアノ教室の採用に応募することも1つの手段です。