
【2024年版】IT業界の人気企業ランキング!大手企業の年収や売上を紹介
「IT業界の人気企業を知りたい!」「人気のIT企業はどんな特徴があるの?」と気になっている人も多いのではないでしょうか。本記事では日本と世界の人気IT企業をランキング形式で解説しています。IT企業へ就職・転職するときのポイントも紹介するので、IT企業を目指している人はぜひ参考にしてください。
IT企業とは?
ITとは「Information Technology(情報技術)」の略であり、IT企業とは、情報技術を用いてサービスを提供する企業を指します。
IT企業と一口に言っても、インターネットやソフトウェア・ハードウェア、通信など、企業によって事業や得意分野が異なります。
現代でITは、私たちの暮らしに欠かせない社会インフラです。
たとえば、以下のようなサービスもIT技術によるものです。
- ネットで自分の位置情報がわかる
- ネットショッピングができる
- スマホで決済をする
- オンラインで注文した食事を宅配できる
- 連携したスマホから家電を操作する
このように並べると、ITのテクノロジーが生活に浸透していることがわかります。今ITは、電気や水道といったインフラと同等に私たちの生活を支えているのです。
IT企業の業種
IT企業の業種には、インターネット・ソフトウェア・ハードウェア・通信・情報処理サービス(Sl)があります。
それぞれの特徴や代表企業を表で確認しましょう。
業種 | 特徴 | 代表企業 |
インターネット | インターネットを使ったサービスの提供。主に自社サービス。SNSの運営やホームページの運営など | LINE、Google、楽天、Facebook、ぐるなび |
ソフトウェア | パソコン・スマートフォンに命令を出すプログラム(ソフトウェア)の開発・運営 | マイクロソフト、サイボウズ、日本オラクル |
ハードウェア | パソコンやスマートフォンなど、電子機器の開発・販売 | アップル、ソニー、パナソニック、三菱電機、日立製作所 |
通信 | ネットワーク通信環境となる回線や設備の整備・提供 | NTTドコモ、ソフトバンク、KDDI、UQコミュニケーションズ |
情報処理サービス(Sl) | 企業が希望するシステム企画・開発・運用など | NTTデータ、富士通、野村総合研究所、三菱総合研究所、SRAホールディングス |
IT企業の将来性
ITに将来性がある根拠の1つが、エンジニアの需要の増加です。経済産業省の調査によると、2030年には40万~80万人のIT人材が不足すると予測されています。
また、総務省の2020年のデータによると、情報通信産業の国内総生産(GDP)は約51.7兆円で、全産業のうち1割を占める結果でした。
加えて、同省の別調査では、情報通信産業の実質GDP成長率は、いずれの期間においても情報通信産業の寄与度はプラスとなっていることが分かっています。
IT事業の発展は目覚ましく、日に日に新しい技術やサービスが誕生しています。今後もIT企業の需要は高まり続けるといえるでしょう。
参照:
参考資料 (IT人材育成の状況等について) 経済産業省 商務情報政策局 情報処理振興課
総務省|令和4年版 情報通信白書|情報通信産業の国内総生産(GDP)
総務省|令和2年版 情報通信白書|ICT産業の経済成長への寄与