
【会社の飲み会】挨拶やマナーをどこよりも詳しくご紹介致します
会社員に飲み会は付き物です。目上の人と同席するのは、友人同士の気楽な飲み会と違って緊張してしまいがちです。ですが、ポイントだけ抑えておけば心配は不要です。会社の飲み会で守るべきポイントをご紹介します。
会社の飲み会での基本マナー
座る位置は「下座」
新入社員は、仕事の上ではまだまだできることが少ない立場です。
飲みの場では細やかな気配りを心がけ、良い印象を持ってもらえるよう努めましょう。
まず飲み会の会場に到着したら、部屋の出入口に近い「下座」の席を確保します。
部屋の奥にあたる「上座」は、役職者や取引先など、立場が上の人に座ってもらうのがマナーです。
下座の席は、店のスタッフとの距離が近く話しやすいというメリットがあります。
出席者の追加注文をまとめて頼むようにするとスムーズです。
また、テーブルの上に食べ終わったコップや皿が並んでいると、追加注文したものを置く場所がなくなってしまい不便です。
空いた食器は出入口近くに集めておくと、スタッフが下げやすくなり喜ばれます。
周囲に気を配ってお酌や追加注文を
まわりの人のコップが空になっていたら、積極的にお酌や追加注文を呼びかけましょう。
また、一度は目上の人の席を訪れてお酌すると印象が良くなります。
飲み会では、自分で自分にお酌する手酌は歓迎されません。まわりの人に手酌をさせないためにも、お酌をきっかけにしてどんどん話しかけましょう。
支払いの仕切りは積極的に
飲み会には会費の支払いが欠かせません。大人数での飲み会であれば、幹事が集金を担当する場合が多いです。
ですが、幹事一人で出席者それぞれと個別にやりとりするのは大変です。
会場で集金するなら、テーブル内で先に会費を集めておくのがおすすめです。
テーブルの人数分をまとめて渡せば、幹事の手間が減り喜ばれます。
何人かから集金すれば小銭や千円札も集まるので、お釣りが必要な人にも対応できるようになります。
会社の飲み会はどんな服装で行くのがベスト?
男性の場合
飲み会には楽な格好で臨みたいものですが、まわりの目があるとそうもいきません。
普段スーツや私服で通勤しているなら、そのままの服装で行くのが無難です。
会社名が入った作業着を着ているのなら私服に着替えていきましょう。
社名の入ったネームプレートや社章も外しておくと良いです。
会社名が分かる服装で飲み会に参加すると、トラブルの原因になります。
もし会場で盛り上がり過ぎたり他の客とトラブルを起こしてしまった場合、たとえ個人の問題であったとしても、まわりからは「あの会社の社員が問題を起こしている」と見られます。
場合によっては会社にクレームの電話が入ることもあるでしょう。
服装1つでトラブルを防げるのなら、そうしない手はありません。
私服で参加する場合は、サンダルやジーンズ、短パンといったカジュアルすぎる格好は避けましょう。
あくまでも会社の集まりですから、シャツやポロシャツなど清潔感のある服装を心がけると好印象です。
女性の場合
基本的には男性と同様です。会社の集まりにふさわしい、派手過ぎず露出の少ない服装を選ぶようにしましょう。
淡い色のシャツやブラウスを選べば、きちんと感があり悪目立ちしない服装に仕上がります。
トップスが明るい色だと顔映りが良くなるので、もし写真撮影があっても自信をもって臨めます。
飲み会の会場によっては冷房がききすぎている可能性があります。
また飲み会の帰りは遅い時間になりやすく、昼間より気温が下がっています。
カーディガンや上着を準備しておくと安心です。
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【幹事必見】飲み会での挨拶のポイント
乾杯の挨拶
幹事を任されたら、挨拶にも気を配る必要があります。乾杯のときは、1番役職の高い人に挨拶をお願いしましょう。
その後、3番目くらいに役職の高い人に乾杯の音頭をお願いします。
会社の慣習や会の規模によっては、挨拶と乾杯を1人で担当することもあります。
もし挨拶を担当することになったら、初めに歓送迎会や忘年会など会の趣旨を伝えます。
その後、歓迎会なら「〇〇さんにはこれから頑張っていただきたい」、忘年会なら「一年の疲れを吹き飛ばしましょう」など、趣旨に合った一言を添えます。
皆早く飲みたいので、無駄に待たせないよう挨拶はさっと済ませましょう。
挨拶の後は乾杯の音頭を取ります。他の人に担当してもらう場合はこのタイミングでバトンタッチしましょう。
乾杯のときは出席者全員にグラスを手に取ってもらい、大きな声で「乾杯!」と言えばOKです。
締めの挨拶
締めの挨拶は2番目に役職の高い人にお願いするのが恒例です。
もし挨拶を担当することになったら、出席者へのねぎらいと会の趣旨を踏まえた一言程度を伝えれば良いでしょう。
乾杯の挨拶の時と同じく、長い話は好まれません。
締めの時はかしこまった挨拶を省略して、お開きの呼びかけだけを行う場合もあります。
その場合はもっと簡単で構いません。終了時間になったことと、二次会を予定しているならその案内をするだけで十分です。
挨拶の後には締めを行います。締めにもいくつかの種類がありますが、歓迎会なら一本締めが、祝いの席なら三本締めが行われることが多いです。
会社で恒例の締め方がある場合もあるので、事前に先輩に確認しておくと安心です。
どうしても行きたくない場合は断るのはあり?
行事的な飲み会以外は断ってもOK
会社の飲み会にもさまざまなものがあります。
歓送迎会などの行事的な飲み会は出来るだけ参加したほうが良いですが、そうでないものも多いです。
週末だから飲みに行きたい、などの理由で開催される気楽な飲み会は、無理に参加する必要はありません。
業務時間内の飲み会でない限り、会社は参加を強制することはできません。
幹事としても、参加できる人だけしてくれれば良いと考えているかもしれません。
参加できる時だけしていれば、それが毎回でなくても問題視はされないでしょう。
断る際はきちんと理由を述べる
とはいえ、ただ断るだけでは一緒に飲むのを嫌がっていると思われ、人間関係を悪化させる原因になります。
今後の仕事に支障をきたさないためにも、きちんと理由を述べるようにしましょう。
「家に帰って子供の面倒を見ないといけないので」「風邪をひいているので、皆さんに移してしまわないように」など家族や自分の健康を理由にすれば、断っても仕方ないと思われやすいです。
「また誘ってください」と一言添える
出来るだけ行きたくないと思っていても、そのまま伝えると印象が悪くなってしまいます。
今回は残念ながら参加できないけれど次は参加したい、という気持ちを伝えれば、相手も悪い気はしません。
飲み会をポジティブに考える
「飲み会=コミュニケーション」とポジティブに考えよう
会社の飲み会では気を遣うことも多く面倒ではありますが、悪いことばかりではありません。
まず、普段の仕事では関わりのない相手と話せるのは大きなメリットです。
このような機会を利用してお互いのことを知っておけば、社内で会ったときにも気楽に話せます。困ったときには助け合えるかもしれません。
また、会社では話しづらいことも話しやすくなります。
お酒が入っていると舌がなめらかになりがちですし、少しくらい大胆な発言が飛び出しても大目に見てもらいやすいです。
仕事の悩みを相談したらあっさり解決、なんて可能性もあります。
「飲みニュケーション」という言葉が示す通り、飲み会はコミュニケーションの貴重な機会です。
上司や同僚と良好な関係を築くことができれば、普段の仕事も上手くいきやすくなるでしょう。
まとめ
会社の飲み会は、マナーさえ守れば怖いものではありません。多少の粗相があったとしても、酒の席だからと大目に見てもらえることも多いです。
飲み会で何より大事なのは、その場を楽しむことです。
普段仕事を頑張っている社員をねぎらうのも目的の1つですから、それが達成されていると分かれば上司や幹事も安心するでしょう。
それに何より、飲み会を楽しんでいれば、それがまわりの人を楽しませることにもつながります。
あまり気にし過ぎず楽しみましょう。
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