会社の飲み会について｜マナーやデメリット、行かない方法など一挙にご紹介

社会人となり会社で働くようになると、会社でのコミュニケーションを良くする為という名目で、「飲み会」を開催する会社も多いです。

頻度は会社によって様々で、月に1～2回あるところもあれば、新年会や忘年会、歓迎会・送別会など節目だけ行うという会社もあります。

ですが、会社での飲み会は、「本当は行きたくないけど付き合いだから…」という方も多いのではないでしょうか。

でも実際は、業務時間以外で社員を拘束する事はできません。ですので、業務終了後は個人の自由なので、会社の飲み会には参加する義務はないです。

会社の飲み会に行くメリット

「会社の飲み会は参加したくない」という方も多いかもしれませんが、行くことでメリットもあります。

• 社内交流ができる

• 上司からの評価が上がる

• 安く飲食できる

上記のようなメリットがあります。

ですが、会社での飲み会は、上司の愚痴や上司の説教などが始まる事が多いです。また、「大人数で賑やかに過ごすのが好きな方」ばかりではありません。

行きたくないという社員を半ば強引に連れて行くのは、場合によってはハラスメントに当たることもあります。

会社の飲み会に行くデメリット

会社の飲み会に行くことでデメリットもあります。

• 常務終了後のプライベート時間が短くなる

• 上司からの愚痴を聞く事になる

• 愛想笑いなど、気を使い精神的に疲れる

上記のようなデメリットがあります。

特に皆さんが毛嫌いしているのは、「上司からの愚痴を聞く事」ではないでしょうか。

仕事での失敗に関して、何時間も説教をされたり、上司が上司の愚痴を言ったりなど、聞く側の社員は、相槌を打つだけという飲み会を経験された事がある方は、2度と行きたいとは思いません。

会社の飲み会が強制参加だった場合の法的問題

会社での飲み会が開催されると、一応「参加・不参加」の返事を聞かれる事になります。

ですが、上司や先輩から「飲み会は強制参加だよ」と言われた事がある方も多いと思います。

ですが、法律的に言えば会社から、飲み会に強制参加と言われても、強制的に連れて行くことはできません。会社が社員を拘束できるのは、業務時間のみです。

もし、会社が主催する飲み会が強制参加だった場合、飲み会自体が業務時間となるので、賃金が発生する事になります。

会社での飲み会に参加したくない理由は、「会社の飲み会に行くデメリット」の最後で少し触れましたが、上司の愚痴や説教が面倒くさいという方が多いです。

他にも、「会社での飲み会費用が自腹」という理由で、参加を拒む方もいます。

この章では、飲み会に行かない理由について紹介します。

行かない理由で多いのは

会社の飲み会を断る理由で多いのは

• 本音は、上司の愚痴を聞くのが面倒くさい

• 上司から説教を受ける事もあるので、面倒くさい。

• 飲み会の代金が自腹だから

上記のような理由が多いです。

他には、アルコールを飲めない・飲まないという若い方も多く断る方もいます。

アルコールが飲めない人が、飲み会に参加するのは酔っている人達の相手をしないといけないので、とても辛い時間になってしまいます。

会社の飲み会なのに自腹なこともある

会社によっては飲み会の代金を参加者全員で割り勘する事もあります。会社が主催した飲み会で、「なぜお金を出さないといけないのか」という疑問が生まれ、参加を拒む方もいます。

もちろん飲み会の参加費は会社で負担することもあるので、全ての会社で自腹を切るという事はありませんが、少なからず会社での飲み会費用を出さないといけない会社があります。

また、家族の人数が多い家庭は、飲み会の度に家計を圧迫する事になり、家庭の状況と飲み会の頻度によって生活が厳しくなります。

会社の飲み会を断る方法

会社での飲み会を断ると「付き合いが悪いと思われる」という不安から、断れない方が多いです。

ですが、飲み会を断る時に使える言葉があります。

• 体調が悪い

• お酒がまったく飲めない

• 予定があり忙しい

上記のような理由で断ると、悪く思われる事もありません。ですが、飲み会の度に予定があるというのは、不自然に思われる事もあります。

ですので、今後も誘われないようにする一番ベストな方法は「お酒が飲めない」という理由が最適です。

会社での飲み会に参加した場合は、無礼講と言われても会社の上司や先輩とお酒を飲む場になります。

ですので、会社での飲み会では細かいマナーがあり、新人社員の場合は上司が細かいマナーをチェックしているという事も多いです。

この章では、会社での飲み会のでマナーなどを紹介します。

会社の飲み会にはどんな服装で行けばいいか

会社での飲み会は、友人などと楽しく飲むような緩い飲み会にはなりません。上司も参加しているので、悪い意味で目立たないような服装で参加する必要があります。

男性の場合は、ダボついた服装や半ズボンなどカジュアル過ぎる服装は避けた方が良いでしょう。

女性の場合は、胸元が開いた服装やスカートは避けるようにする必要があります。

特に男性が多い職場での飲み会では、胸元が開いた服装などは、露出が多い服装を理由に胸や足を触ってくるなどのトラブルに合う可能性が高いです。

会社での飲み会は、男性も女性もオフィスカジュアルを意識した服装が一番ベストな服装になります。

会社の飲み会で挨拶をするときは

会社での飲み会で、挨拶を任せれる場合もあります。挨拶を任された場合、どのような挨拶が良いのか悩む方も多いと思います。

ですが、飲み会の席で長時間の挨拶は好まれません。時間は1分程度を目安に、「今後の抱負」や「開催してもらったお礼」などを挨拶の内容にすると良いでしょう。

会社の飲み会で大切にしたいマナー

会社での飲み会では、乾杯やお酌に関する細かいマナーがあります。

• 上司からのお酌は一口飲んで、テーブルに置く

• 若手や新人は料理などを受け取る為に出入り口近くに座る

• 乾杯の時は、上司よりグラスを少し低くして乾杯する

この他にも、多くのマナーが存在しますが上記のマナーは最低限覚えておくと良いです。

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会社での飲み会では、普段話す機会がない人とも話せるので、交流の場としては最適な場所でもあります。

ですが、普段会社で話さない人と話したいと思っても「どんな話題が良いかわからない」という方も多いのではないでしょうか。

この章では、「オススメの話題」、「オススメできない話題」について紹介します。

会社の飲み会は話題に困る

近年では、SNSの普及により若い世代を中心に対面でのコミュニケーションが苦手という人が増えてきました。

ですが、コミュニケーションが苦手という方でも、相手と共通の趣味や関心がある事に関して話す事ができれば何も苦にはなりませんが、

• スポーツに無関心

• 昔のアニメに興味がない

• 自分の事を上手く話せない

上記のような方が多いのが現状です。

話題としておすすめなのは

共通の話題など、話すキッカケを探すのは難しいです。ですが、話題に困った場合以下の4つは、当たり障りがない話題としてオススメです。

• 休日の過ごし方

• 趣味

• 食べ物やお酒の情報

• 自分の失敗談を話す

上記のような話題は、キッカケを作ってくれるだけではなく、話題を広げてくれる可能性があるので、そのまま会話が盛り上がる事もあります。

注意したい話題にしない方がいいポイント

次に話題にしない方が良い話題ですが

• 自慢話

• 悪口・愚痴を話題にする

• 他人の身体的特長（痩せている・身長など身体に関係する事）

• 宗教や政治

上記のような話題は、空気を悪くするだけではなく、今後会社での付き合いにも影響を与える可能性があります。

特に飲み会の席では、宗教や政治の話はタブーです。

これは、相手が入っていない宗教でも、知人や親族が加入している可能性もあり、うっかり宗教の悪口を言ったりした場合、相手は非常に不愉快な思いをするでしょう。

また、政治関係の場合も。相手が支持している政党を非難してしまうかもしれないので、注意が必要です。

会社の飲み会で幹事を任される事になった場合、多くの方は「幹事は面倒くさい」と感じているかもしれません。

確かに面倒の役ですが、幹事をする事で得られるメリットもあります。

この章では、会社の飲み会で幹事としての心構えやメリットについて紹介します。

幹事としてやるべきことの流れ

幹事が行う仕事はとても多いです。

• 参加者の日程調整

• 店選びと予約

• 当日の挨拶などの用意

参加者の希望日時の調整から、予算内で抑えた店を選ぶなど様々な調整を行わないといけません。

また、社員で飲み代を折半する場合は、あまり高いと参加者が少なくなる可能性があるので、予算をしっかりと考える必要があります。

幹事としての心構え

幹事として、飲み会をスムーズに行う為に早めの行動を意識する必要があります。

また、幹事の経験が少ない方に多いですが、自分が仕切っていると思わず、周りから協力して貰っている事を忘れてはいけません。

周囲の協力があってこそ、飲み会は成功します。ですので、参加者やお店へに対して感謝の気持ちを忘れないようにして下さい。

会社の飲み会で幹事をやるメリットは

この章の初めに「幹事を行う事のメリットはある」と前述しました。

会社での飲み会で幹事を行うメリットは、

• 参加者と話す機会が増える

• 話す機会が増える事で飲み会後も気兼ねなく話せるようになる

上記のようなメリットがあります。

また、幹事という役は周囲の協力があって行える役ですが、皆をまとめたり、参加者を募ったり、細かい段取りやスケジュール管理が求められます。

幹事としての経験は、会議での資料をまとめたり打ち合わせの段取りなど、仕事でも必要とされる能力なのでアピール要素となります。

自分の評価を上げるチャンスになるので、幹事という面倒に感じる役は、やっておいても損ではありません。

いかがでしたでしょうか。

会社の飲み会には、「付き合いだから仕方がない」割り切った考えで行く方が多いです。

ですが、会社の飲み会に社員を無理やり参加させるのは、場合によっては「パワハラ」などに該当する事もあります。

また、行きたくないと言う人を無理やり連れて行っても、お互い楽しくないはずです。

誘う方は「無理には誘わない」、行きたくない方は「ハッキリと断る」という事をお互いがしっかりと意識する方が会社内の雰囲気は良くなります。