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【ファクトベースの意味とは】仕事に生かすためにはどうすれば良いのか

皆さんは「ファクトベース」という言葉をご存知でしょうか。ビジネスシーンでよく使用されることのある言葉ですがどのような意味を持つ言葉なのでしょうか?今回は「ファクトベース」の正しい意味や使い方を例文と一緒にご紹介していきますので是非参考にしてみてはいかがでしょうか。

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ファクトベースとはどんな意味を持つ言葉か

ファクトベースとは、どのような意味をもつ言葉なのでしょうか。

また、対義語や類義語は、どのような言葉になるのでしょうか。

ファクトベースという言葉の意味

ファクトベースの「ファクト」とは「事実」という意味です。

つまり、事実をもとにするという意味です。

ファクトベースは、ファクトベース思考という言葉としてよく使われます。
そしてファクトベース思考とは、事実に基づいて考えるということを指す言葉です。

ロジカルシンキングでは、さまざまな事実をもとにして論理を展開しますが、その事実そのものが正確に把握されたものでなくては、結論も信ぴょう性のないものになってしまいます。

そのため、ファクトベース思考では、もとにする事実をしっかりと確認したうえで論理を展開します。

論理が間違っていなければ、そこから導き出される答えも正しいはずですので、ファクトベース思考は、ロジカルシンキングの基礎としての考え方だということができます。

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▶︎【ファクターの意味とは】使い方を例文でわかりやすく紹介します

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ファクトベースはロジカルシンキングの手法


ファクトベース思考の基本的な説明と、ファクトベース以外を使ったロジカルシンキングの手法をご紹介します。

ファクトベース思考の基本的な使い方

ファクトベース思考とは、基本的に数値化されたデータをもとに考えていきます。

数値化されたデータとは、例えば売上データや、1日の来客数データなどを指します。

そして、これらの数値化されたデータを駆使して、ロジカルに考えを展開していくのです。

具体的には、「コンビニでお客さんが1回あたりにいくら使うのか?」と聞かれた時「だいたいお菓子や飲み物を買うとして、500円程度でしょうか」と答えるのと、「コンビニの1日の売り上げは約40万です。

来客数は1日1,000人ほどなので、40万を1,000人で割って、約400円ですね」とデータをもとにして答えられるのとでは、どちらの答えを信じることができるでしょうか。

当然、数値化されたデータをもとに説明された後者の答えでしょう。

このように、数値化したデータを用いて考えていくのが、ファクトベース思考の基本的な使い方です。

ファクトベース以外のロジカルシンキングの手法

ファクトベースで展開するロジカルシンキングの手法をご紹介しましたが、ファクトベース以外のロジカルシンキングの手法もお話しましょう。

それは、仮説を立てて考えるロジカルシンキングです。

どのようなことであってもそうですが、100%うまくいく方法などありません。
そのため、何事もやってみなければ結果はわからないというのが当たり前の考え方です。

しかし、試しにやってみることに対して、多くの時間や費用を費やすことは賢明とはいえません。

また、困難な課題をもっている時には、突破口がまったく見つからない状況に陥ってしまうこともあります。

このような場合には、ファクトベースで仮説を立てて、物事考える必要があるのです。

仮説を立てるには、事実と、論理が必要となります。

実際には、どちらかが欠いた状態であっても仮説を立てることは可能ですが、2つを用意し、方程式のように事実をあてはめて考えた方が、うまく考えることが容易になります。

例えばあなたは、飲食店を経営しているとしましょう。

その飲食店があるエリアには、他にも飲食店があるとします。
そして、以下のような3つの情報がある場合、あなたのお店はうまく経営することができていると判断できるでしょうか。
 

  1. 今月の売上は、前月の1.5倍になっている
  2. 来客数は、3ヶ月連続して増えている
  3. 週末は満席になる時間帯が多い

 
まず、事実を整理します。事実は、1と2です。

3の満席になっているということに関しては、何時間その状態が続いているのか、少人数のお客によって大きな席が占領されていないかどうか、などを確認する必要があります。

また、1と2だけでは、経営がうまくいっているという判断はできません。

例えば、売り上げも来客数も、シーズンごとの変化が訪れているだけかもしれないからです。加えていえば、ライバル店も同じような状況かもしれません。

このように、事実をしっかりと整理して仮説を立てるというのは、非常に難しいことなのです。

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ファクトベース思考はコンサルティングで使われる


ファクトベース思考が実際にビジネスで使われる時とは、どのようなシーンなのでしょうか。

また、ファクトベース思考のメリットとデメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。

ファクトベース思考が使われるビジネスシーンの例

ビジネスにおいてファクトベース思考が使われるシーンとは、POSシステムが使われる時です。

POSシステムとは、売上の実績を単品単位でデータ管理できるシステムのことをいい、スーパーやコンビニのレジに導入されています。

そしてこのデータをもとに、顧客情報や、購入商品情報などを分析することが可能になり、新商品の開発に役立てることができるのです。

ファクトベース思考のメリットとデメリット

ファクトベース思考のメリットは、どのような人を相手にしても説得が可能だということです。

事実に基づいて問題点や改善点を導き出し、顧客に利益をもたらしているので、異論の余地がないのです。

反対にファクトベース思考のデメリットは、時間がかかる点です。

徹底したファクトベース思考を行うには、時間と手間をかけて事実を探らなければなりません。

ビジネスではスピード感を求められることが多いので、これはデメリットとなります。

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ファクトベース思考を仕事に活かすためには

ファクトベース思考を仕事で活かすには、どのようにすればいいのでしょうか。

ファクトベース思考ではデータを活用する

ファクトベース思考により得たデータは、相手を説得させる時に有効に使うことができます。

たとえば自社の計画案が事実に基づいたものである、という印象を強く相手に与えたい時に、ファクトベース思考は有効です。

相手には、余計な情報は与えず、事実に基づいたデータだけを渡しましょう。

最後に、JobQで投稿された質問も併せて見てみましょう。

「なるはや」とはどういう意味でしょうか。どれだけ急げば良いのでしょうか。

「なるはや」とはなるべく早くということですよね?

仕事の依頼をされる時、納期が明確でないものの、「なるはやでお願いします」と言われることが多々あります。

なるべく早くということなので最優先でやると、早過ぎてビックリされますし、後回しにすると催促されると言うことが繰り返し起こり、一体何を目安に処理すれば良いのか分からなくなってきました…。

みなさん、「なるはや」と言われたら何時間、何日を想定して動きますか?

言われると困りますよね、とても分かります。

他の仕事もありますし、そもそも大体の仕事がなるはやが1番ですし。

いつまでですか?と聞いてもいいと思いますが、それだと相手の都合に振り回されてしまいますよね。 なので…続きを見る

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