
【市役所職員に資格はいるのか】仕事内容や事務職・技術職を解説
就職先として根強い人気のある公務員です。公務員は安定していると言われており、年功序列や定時に帰らなければいけないといったイメージがあります。果たして仕事内容はどのようになっているのでしょうか。この記事では、公務員の例として市役所職員を取り上げて、仕事内容や有利になる資格を解説します。
市役所職員ってどんな仕事をするの?
日本では安定している職業として根強い公務員人気があり、地方ではそのほとんどが市役所職員や町役場、村役場の職員として働いています。
公務員と聞けば、定時での帰宅や年功序列をイメージする方が多いのではないのでしょうか。しかし、実際にどのような作業されているのかわからないという方は結構多くいらっしゃいます。なぜなら、公務員と言う言葉が先行してしまい、職業の内容にまで踏み込んで考えることが少ないからです。
そこで、今回こちらの記事では市役所職員の仕事についてご説明いたします。
事務職の仕事内容
市役所職員は主に「事務職」と「技術職」に分かれます。
まずは、事務職の仕事内容から説明します。事務職の場合は、ほとんど内勤になります。名前の通り、事務処理などを行うのですが、ご自身が務めるまちの地域課題や担当業務に関する法律などを学びながら、仕事を進めていくのです。
祭りの実行や地域行事なども担っています。配属先によっては専門的な分野になってしまう場合もあり、幅広い知識を必要とされる可能性がございます。
技術職の仕事内容
一方の技術職の仕事内容は、専門的な知識を活かす形になります。そのため、外での仕事をされる場合が多いのです。
主に水道局や農林などの技師としての仕事が多かったりします。技術職は専門技術を活かす仕事なので、異動の際もその人の専門技術が優先されます。
つまり、退職するまで専門分野において働くことができるのです。
特に地方の場合は、道路の整備や土地の整備などが多いので、技術職の市役所職員を欲しがる自治体は多いのです。
続いては、JobQに寄せられた公務員に関するQ&Aをご紹介します。
民間と公務員はどっちがいいでしょうか
現在大学生なのですが、進路で決めかねいます。 公務員であれば職を失うことはないかもしれないですが、仕事を頑張るのであれば相応に評価される給料に反映される民間の方がいいのかなとも思っています。 両親には将来のことを考えると安定している公務員の方がいいんじゃないの?と言われています。 私自身がやりたいこともないので、とても進路に困っています。 民間と公務員のメリットとデメリットを教えていただけないでしょうか。
長文すみません。前途有望な大学生の方のお役に立てれば幸いです。 メリット・デメリットは、民間企業の規模・年収水準で大きく変わるので
公務員(国家公務員総合職[旧国家1種以外])と有名大企業(公務員より給料が高い企業)との比較とします。 安定性[倒産可能性])、給料、労働時間の点では、中小企業は公務員より不利な場合が多いため。
■公務員のメリット
・倒産可能性が極めて低い。
・給料は中小企業より多く、大企業より少ない。公務員の給料は…続きを見る
市役所職員の給料は?
仕事内容以外では、給料が気になる点です。では、公務員の例として市役所職員の給料はどうなっているのでしょうか。
公務員は、未だに年功序列の文化が生き残っている社会です。年齢が高くなればなるほど、給料も上がります。具体的には、以下の通りです。
月収
- 20代:20~28万円
- 30代:28~33万円
- 40代:33~41万円
年収
- 20代:240~336万円
- 30代:336~396万円
- 40代:396~492万円
ただし、市役所職員の給料は自治体によって異なります。現時点で最も高いのが仙台市になります。仙台市の年収は763万円です。
続いては、JobQに寄せられた年収に関するQ&Aをご紹介します。
システムエンジニアと地方公務員(市役所)はどちらが年収や待遇が良い?
システムエンジニア(インフラ 開発)と地方公務員の市役所はどちらが待遇や給与が良い?
たとえば野村総合研究所のSEであれば、30歳で900~1000万円もらえます。業界トップ20社くらいの大手IT企業であれば、30歳で…続きを見る