【医療情報技師とは】仕事内容や向いてる人の特徴をわかりやすく解説

医療情報技師とは、簡単に言えば、どのような職種なのでしょうか。

また、医療情報技師になるためには、どういった進路を選択すべきなのでしょうか。

医療技師になるために必要とされる資格についてもご紹介します。

医療情報技師とは

医療情報技師とは、保健医療福祉専門職のひとつとして定義されています。

医療の特質を踏まえつつ、最適な情報処理技術により、医療情報を安全に、そして有効に提供して活用できる知識や技術をもっている人のことを指します。

また、医療情報技師は医療機関においてのデータ管理そしてトラブルの解決ができる技術者です。

医療情報技師のなり方とは

医療情報技師は、非常に専門的な職種であるといえます。

そのため、医療情報技師になるためには、医療に関する最低限の知識が必要となるうえ、プログラミングやシステムメンテナンスといったIT技術についても習得しておかなければいけません。

進路としては、医療関係またはIT関係の専門学校や高等専門学校、または大学の理工学部などにおいて情報工学を学んでおくと試験に合格しやすくなるといえます。

医療情報技師になるのに必要な資格とは

医療情報技師になるためには「医療情報技師能力検定試験」に合格をすることが求められます。

この医療情報技師能能力検定試験は国家資格ではなく、日本医療情報学会によって認められている民間資格となっています。

受験資格も特に定められておらず、検定料さえ支払えば、どなたでも受験が可能です。

試験はマークシート方式で、2019年度の合格率は33.5％でした。

※参考：医療情報技師能力検定試験実施概要　医療情報技師育成部会
　　　　医療情報技師認定試験　認定者数