
【一覧・例文あり】就活の軸がすぐ見つかる決め方を業界業種別に徹底解説
就活の軸の決め方が分からず、ESや面接で志望動機の答え方に困っている就活生も多いのではないでしょうか?本記事では『就活の軸』をすぐに見つけるための例文一覧とIT・メーカー(ものづくり)・コンサル・広告・不動産・金融業界・広告業界志望者の志望動機の例を用いた軸の伝え方を例文から解説します。
就活の軸とは
就職活動を始めるにあたり、先輩方やOB訪問した社員の方から「〇〇を軸に就職活動を進めていたよ」や「就活の軸はしっかりと考えるべきだよ」とアドバイスをもらった就活生も多いことでしょう。
まずは、就活の軸とは何か、確認していきましょう。
就活の軸とは企業選びで重視する基準のこと
「就活の軸」とは自分が働きたい企業を選ぶ際に最も重視する基準のことです。
就活時には何百何千という膨大な数の企業名を見聞きすると思いますが、最終的に選べるのは一社だけです。
もし何の基準もなく企業を選んでいると、志望したい企業が多すぎて一社に絞ることができなくなります。
また、どんな企業が自分に合っているかが定まっていないと志望動機が曖昧なものになり、説得性に欠けてしまいます。
「就活の軸」とは、たくさんある企業の中で自分が働きたい一社を見つけ出すための重要な基準なのです。
<Point>
- 『就活の軸』は働きたい企業を選ぶ際に最も重視する基準
- 『就活の軸』があると根拠をもって効率的に企業選びができる
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就活の軸を定めるべき3つの理由
就活の軸は、自分が働きたい企業を選ぶ際に最も重視する基準のことだと説明しましたが、就活の軸を定めるべき理由は主に以下の3つがあると言えます。
- 自分の理想にマッチする企業選びを効率的にできる
- ESや面接で答える志望動機がブレなくなる
- 入社後のギャップが少なくなる
それでは、就活の軸を定めるべき理由についてそれぞれ確認していきましょう。
理由1.自分の理想にマッチする企業選びを効率的にできる
就活の軸を決めることで、自分の理想にマッチする企業を探しやすくなります。
日本には400万近くもの企業があると言われており、就活の軸がないと絞りきれません。
就活できる時間は有限なので、就活の軸で志望先を絞り込むことで企業選びを効率化する必要があります。
また、就活の軸を曖昧にしたまま就活を始めてしまうと、知名度や年収の高さに惑わされて企業選びをしてしまう恐れがあります。
もし知名度や年収だけで選んだ企業に入社してしまうと、理想とのギャップにより転職を余儀なくされる可能性が高いでしょう。
そのような回り道をしないためにも就活の軸を定め、理想を実現できる条件から企業を選ぶことが重要です。
理由2. ESや面接で答える志望動機がブレない
就活の軸を定めることで、ESや面接で回答する志望動機がブレなくなり、説得力を持たせることができます。
就活の軸を決めると、「どんな企業で働きたいか」が明確になるため、「なぜその企業を志望するか」の答えも定かになります。
企業選びの判断軸がはっきりしていると、どのような切り口で志望動機を聞かれても、根本的に回答が変わることはありません。
受け答えに筋が通っていると、志望理由の説得力も増すため、面接官の信頼を得ることができます。
このように、就活の軸を定めることでESや面接での回答に困らなくなり、選考を突破する可能性も高まります。
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理由3. 入社後のギャップが少なくなる
就活の軸があると、自分に必要な経験や環境も明確になるので、入社後の活躍イメージにフォーカスできます。
そのため、やりたい仕事や働きたい環境を基準に企業選びができるので、入社後のギャップを解消できます。
もし、入社後のイメージを明確化せずに企業を選ぶと、実際の業務に慣れない可能性が高いです。
入社直後から仕事に不慣れな点が多いと、自分の力を発揮できずに日々を過ごしてしまうことになります。
そのような事態を避けるためにも、就活の軸を定めることで「自分が何をしたいか」と「どう働きたいか」を考える必要があります。
就活の軸がESや面接で問われる理由
就活では志望動機や自己PRへの回答が求められ、企業側はその数少ない情報を頼りに就活生を判断します。
付随して、就活の軸がESや面接で聞かれることも珍しくはありません。
ここでは、なぜ就活の軸が聞かれるのか、どのように就活の軸を伝えるのが最適かを説明します。
企業が就活の軸を把握する意図は価値観のマッチングを確認するため
企業の立場から考えると採用活動は新たな人材を確保すると同時にミスマッチを起こさないようにする慎重な活動と言えます。
ここで言うミスマッチとは入社前後で労働環境のイメージにギャップがあり雇用側と労働者の双方に不都合な状況が生まれることです。
そのミスマッチが増えてしまうと離職率が上がり、それまでにかかった採用や教育のコスト(数十万~数百万)や時間が無駄になってしまいます。
企業はそれを避けるためにESや面接で『長期的に活躍してくれる人材か』を見定めます。
その際、就活生がどのような労働環境を一番に求めているか、その要望に自社とマッチしているのか、就活の軸を通して把握したいと考えているのです。
就活の軸から応募した理由を知るため
就活の軸の答え方によっては、選考官が「うちの会社でなくてもいいのではないか」と感じる場合があります。
就活の軸は、志望企業に合った軸になるように意識することが大切になります。
企業研究や自己分析を通し、企業の経営理念や大切にしている考え方、それらに自分自身の軸がマッチしているかを考えるようにしましょう。
就職活動ではどういったことを大切にしどういった軸で企業を選んでいるのか、その軸のその企業はどうマッチしているのかを答えられることが理想です。
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