旧帝大の3年生のものです。来年研究室分属で自動車か航空系かで迷っていますが、就職先を見据えて決めたいと思っています。そこで就職先として三菱重工か豊田自動車でどちらが総合的に良いでしょうか。将来的に海外赴任もしたいと思っていますので、海外赴任先の国なども気になります。

ヨーロッパ駐在の有無は分かりません。OB訪問か会社説明会で希望する事業部の人に確認してみて下さい。また航空部門は東大出身が多いと聞いた事がありますが、本当の所は私も知りません。どこの企業もそうだと思いますが入社してからの頑張りで評価されるので、気にせず業務に励んで下さい。残業は組合員は通常月45時間まで、年収は30で600万位。最速で主任になるのが33歳、主任以上になると給与カーブが急上昇していきます。出世コースだと40で1000万。40歳過ぎてグループ長クラスになると、社宅などの福利厚生も含めて考えると商社にも劣らないと言われています。但し会社の経営自体が上手くいってないのもあり、今後福利厚生は削られる可能性はあります。また、ここではあまり言えませんが福利厚生として全ての一般社員が「三菱グループ」である事の恩恵を受けており、大変メリットがある事があります。他社に転職してから分かりましたが、その点は流石は三菱なんだと思いました。給与面ではトヨタの方が上でしょうが、自分がやりたい事がやれる所にしたらいいと思います。人手不足のこのご時世なので、入社して経験を積みやはり自分に合わないと思えば、もう一方に転職し直す事も充分可能でしょう。

衛星は三菱重工はやっていません。衛星打ち上げ用のロケット、つまり製品名ではH2などです。衛星の設計がやりたいなら三菱電機です。航空機の制御なら防衛省向けやMRJになり、愛知勤務です。私は事業部が異なるので詳しくないですが、防衛省向けの製品で駐在はほぼないでしょう。あるとすればアメリカなどの出張ベースです。MRJは品証や試運転でアメリカ駐在がありますが、設計部門は少ないはずです。また、航空機関連のエンジニアでアジア駐在はありません。ヨーロッパもないでしょう。当然ながら駐在がいるのは海外に販売先となるお客様がいるからです。アジアやヨーロッパに三菱重工は航空機を販売していません。今後MRJを海外販売する様になればあり得ますが、MRJは事業として成立するか不確かです。結論として海外駐在の母数はそれ程多くはないでしょうが、やりたいのならMRJの品証や設計エンジニアで希望したらいいと思います。あと三菱重工の航空部門に入社したら、基本的に一生愛知県勤務です。

就職できるならどちらでも勝ち組でしょう。ステータスで言うと三菱重工業と思います。世界のトヨタではありますが、所詮は三河商人です。その点、三菱重工業は財閥系であり、国策企業です。業務の幅はトヨタの比ではないと思います。

人事面で派閥が無いと言うのは、嘘です歴然とした、学閥があります。名古屋は、製造系が設計より強いです。九大東工大東大東北大北大役員が九大なにで、一番強いさらに高専派閥の結束が強固で最高幹部候補を後ろ楯についに創業以来史上初の高専出身の執行役員が誕生していなす。東大院生が高専に完全敗北している事実現実があるのです高専 B787プリジェクト出身者の大派閥です。

三菱重工勤務の者です。先ずあなたは理系ですか？読み手の事を考えて自己紹介出来ないと、コミュニケーション能力が無いと見なされ採用されないですよ。また、三菱は火力プラントから大型船、エアコン、交通システム、工作機械など製品は700にもなります。その中であなたは何をやりたいんですか？何の製品をやりたくて、どの地域で勤務したいのかというイメージ位は書かないとアドバイスする側としてもピント外れな回答になってしまいます。

三菱重工業は今は様子を見たほうが良いと思います。屋台骨が揺らぎ始めています。チャレンジ出来、本当に有能な人を上に引き上げてくれる気風もトヨタが上という気がします。一方で、三菱でチャレンジングに能動的に活動をすればすぐに目立った存在となれて、上手くいけば若いうちからそれなりのプレゼンス、影響力を発揮できる様になると思います。

トヨタ自動車では、海外赴任や海外出張などは頻繁にあります。ただ、渡航先は部署や仕事内容によっても変わるので一概にどこに行けるというのはありません。その部署がよく関わりのある拠点など。北米や欧州、中国やアフリカなど様々です。入社してから配属先が面談などを通して決まるので、先輩などに様子を伺ってみると良いかもしれませんね。

普通に考えてトヨタじゃないですか？？待遇面とかも含めて。ただ、三菱でやりたい分野があるのなら別かと。ロケット、航空宇宙、プラントなんかがやりたいなら、三菱。

場所の問題を省いて言うと、トヨタの方がいいです。ただし、場所を考慮にいれると三菱重工の方がいいと個人的には思います。福利厚生はあまりかわらない気がします。三菱重工にはカフェテリアプランはないが、その分昼食補助等あるので。給料の伸びはトヨタは一次関数的で、三菱重工は指数関数的です。つまり、三菱重工は低空飛行phaseが長い。仕事のスピード感については、トヨタは速いが三菱重工は遅いです。(配属によって変わります) いずれにせよ、企業起点に研究室選ぶのではなく、自分が30年後どうなっていたいかを考えて逆算した方がいいですよ。