
仕事に興味ないのはなぜ?このまま続けるべき?やる気を出す方法や対処法
仕事に興味がなく、苦痛や辞めたいと思っている方も多いのではないでしょうか。この記事では、仕事に興味ない理由や、やる気を出す方法を紹介します。新卒、20代、30代、40代の年代別に対処法も解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
興味のある仕事をすることを重要視する割合は多い
「仕事内容に興味があること」を重視している人の割合はどのくらい高いのでしょうか。
労働政策研究・研修機構の調査を参考に、見てみましょう。
20・30代の多くが求職活動時に「仕事の内容」を重視
自分の職業を選択する際に、興味のある仕事をすることを重要視する割合は高いです。
労働政策研究・研修機構の調査によると、20代や30代の多くが求職時に「仕事の内容」を重視していました。
新卒や20代、30代の若年層の場合、たとえ勤務条件が良いとしても興味ない分野に就職する確率は低いことも判明しています。
また、新入社員の会社の選択理由の上位は、以下のような内容が占めています。
- 自分の能力や個性を活かせる
- 仕事がおもしろい
- 技術が覚えられる
若年層の場合、独身の割合も高くなるため自分の興味で仕事を選ぶ傾向が高くなるようです。
参考:平成20年版 労働経済の分析 若年者の意識と職業選択
仕事の悩みで多くの人が「仕事内容が合わない・面白くない」を選択
独立行政法人の労働政策研究・研修機構が2007年に「若年者の離職理由と職場定着に関する調査」を発表しています。
その調査結果によると、仕事をしていくうえで悩んだ理由を男女別にみると、男女とも「仕事の内容(仕事が面白くない等)」の離職理由が高くなっています。
近年では、IT化やデジタル化が進んでおり、これまで人手で実施していた仕事が徐々にオートメーション化されてきました。
また、人工知能の登場によってクリエイティブな仕事も減ってきています。
そのため、マニュアル通りに進める仕事が多くを占めるなかで、仕事の中身にこだわる人が増えてきているのでしょう。
参考:平成20年版 労働経済の分析 若年者の意識と職業選択