【公認会計士の仕事内容】一日の流れや仕事のやりがいなどを解説！

公認会計士とは？

公認会計士とは、企業の監査と会計を専門分野とする国家資格を持つ職種です。

具体的には、監査と会計の専門家として「監査業務」を主たる業務としています。

公認会計士になるには資格が必要で、弁護士や医者とともに自由業の三大国家資格と言われています。

公認会計士が果たす役割とは？

公認会計士は、監査及び会計の専門家として、独立した立場において、財務書類その他の財務に関する情報の信頼性を確保することにより、会社等の公正な事業活動、投資者及び債権者の保護等を図り、もつて国民経済の健全な発展に寄与することを使命とする。

引用：日本公認会計士協会　公認会計士の使命

以上から分かる通り、公認会計士は第三者の立場から財務情報の信頼性を確保し、国民経済の発展に貢献することを使命としています。

そもそも、財務情報は投資家や債権者にとって重要な判断材料となるため、公認会計士の監査による信頼性の確保が不可欠です。

また、監査の対象は一般企業だけでなく学校法人や公益法人など、税金によって運営されている組織もあるため、社会に対する責任が大きいです。

公認会計士の独占業務である監査業務とは？

公認会計士には「監査」という独占業務があり、公認会計士資格を持っている人だけが行えます。

監査業務とは、企業の会計業務以外の業務活動において不備がないかを確認し、その結果を報告する仕事です。

不備があった場合には、公認会計士が企業に対して改善指導を行います。

もし、財務情報に不正が起きていた場合には、企業の信頼を損なうこととなります。

具体的には、2015年の東芝の不正会計問題がその最たる例と言えるでしょう。

このような問題にならないためには、公認会計士が第三者として監査をする必要があるのです。