
離職率の平均や目安の数値はどのくらい?新卒・業界別の離職率も解説
日本の離職率の平均はどのくらいでしょうか。本記事では、厚生労働省の令和2年雇用動向調査結果のデータを元に離職率の平均について、過去14年の推移、男女別、雇用別、業界別、地域別にご紹介します。また、新卒の離職率の平均や、新卒の離職率が3割超えの理由についても解説しています。ぜひ、ご参考ください。
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目次
令和2年度日本の離職率平均は14.2 %
厚生労働省が出している令和2年雇用動向調査結果によると、令和2年度(2020年)の離職率は14.2 %ということが分かりました。
この数値は、過去10年で1番低い数値となっています。
離職率の推移|過去14年の平均は15.1%
厚生労働省が出している令和2年雇用動向調査結果によると、過去14年の離職率の平均値は15.1%ということが分かりました。
離職率が1番高かった年は、2009年の16.4%でした。
2008年のリーマンショックを要因に、離職する人が増えたことが予想されます。
反対に1番離職率が低かった年は、2020年の14.2%でした。
参考:厚生労働省 令和2年雇用動向調査結果
男女別の離職率平均データ
厚生労働省が出している令和2年雇用動向調査結果では、男女別の離職率のデータもありました。
過去14年のデータから、男女別の離職率の平均値は以下のようになります。
- 女性:17.9%
- 男性:12.9%
上記のデータから、女性の方が離職率が高いことが分かります。
女性は出産や育児など、ライフプランが要因の離職理由が要因で離職率が高くなっているでしょう。
参考:厚生労働省 令和2年雇用動向調査結果