
【レスポンスの意味とは】正しい使い方や意味などご紹介します
ビジネスシーンでよく使われる「レスポンス」という言葉を知っていますか?知ったかぶりをして、誤った使い方をしてしまっていませんか?そこで今回は「レスポンス」の正しい意味や使い方を例文などと一緒にご紹介していきますので、是非参考にしてみてはいかがでしょうか?
ビジネスでよく使われる「レスポンス」の意味とは?
ビジネスで多用されるカタカナワード。
「早めのレスポンスがほしい」「あの会社はレスポンスが良い」など、「レスポンス」という言葉をよく耳にします。知ったかぶりをして間違った使い方・理解をしていると、大事な場面で大失態を起こす可能性もあるので、しっかり理解しましょう。
今回は、「レスポンス」の意味と使い方をご紹介します。
関連記事
▶︎【レジュメの意味とは】使用例や書き方のポイントなどを紹介します
語源は英語の「response」
「レスポンス」は英単語「response」からきています。
Weblio英和辞典によると、「response」は次のような意味です。
- 返答・応答
- 反応・反響
日本で使われている「レスポンス」の意味
日本のビジネスシーンでこの「レスポンス」が使われる場合でも、大きくは語源にある英語の意味の軸にある2つの意味から派生して、「返答」「返事」「反応」という意味で使われることがほとんどです。
「レスポンス」の類語
「レスポンス」と同じような意味で使われているのが次のような言葉です。
- 返信
- 反応
- 手応え
英語がベースにあるカタカナ語なので、状況に応じて使い分けられるようにした方が良いでしょう。
【業界別】「レスポンス」の意味を比較
同じ「レスポンス」でも業界によっては、異なる意味で使われることがあります。英語がベースになっており、複数の意味をもつ「レスポンス」の、業界別の意味の違いを確認してみましょう。
IT業界における「レスポンス」
IT業界での「レスポンス」は、メールなどでのやり取りのスピードやパソコンの処理能力のスピードを表現するときに使用されています。
やり取りのスピードにおいては、「返事」の「レスポンス」で、「レスポンスが早い=返事が早い」という意味で、パソコンの処理能力においては、「反応」の「レスポンス」で、「レスポンスが悪い=システムの反応・応答速度が遅い」という意味で使われています。
自動車・バイク業界における「レスポンス」
自動車・バイク業界でも「レスポンス」という言葉を使います。
例えば、「レスポンスが良い車」とは、「ブレーキやアクセルの反応が良い車」という意味で、操作性能を表現するために、「反応」の「レスポンス」が使われています。
略語の「レス」や「即レス」の意味や使うシーンなど
インターネットがビジネスで必須アイテムになり、SNSも急速に広がりを見せる中、「レス」という言葉が多用されるようになりました。
この「レス」も「レスポンス」を略した言葉です。
ここでは、略語の「レス」という言葉について確認してみましょう。
「レス」
「レス」は、「返事・反応」という意味で使われます。
元々は、パソコン通信の時代に電子掲示板やチャットでの発言などに対する「返事・反応」としての意見を返すことを「レスする」と表現したことから始まり、現在でもLINEなどのメッセージアプリの返事のことも「レス」と言います。
この略語は、日本でのみ使われており、海外では通じないので注意しましょう。
「即レス」
「レス」から派生した言葉は複数あり、その中でも多用されているのが「即レス」です。文字通り「即、返事する」ということで、「返事・反応がとても早い」という意味で使用することができます。
略語を使う際の注意点
「レス」「即レス」といった略語はインターネットスラングとして生まれた言葉なので、ビジネスシーンで多用するのはあまり賢明ではありません。
ただ同僚との会話など、場面に応じてはコミュニケーションを円滑にするものではあります。
ビジネスシーンでは、相手をわきまえて、丁寧な言葉遣いを心がけましょう。
必見!「レスポンス」関連ワードの正しい意味と使い方
「レスポンス」というワードは、あらゆる場面で耳にします。ビジネスシーンだけではなく、「レスポンス」を使用したフレーズの意味と使い方を併せて確認してみましょう。
ノーレスポンス
「ノーレスポンス」は、「no(ノー)」があるのでわかりやすいと思いますが、ここでは「手応えがない・反応がない」という意味で使われています。
「応答がない→手応えがない」という状況の動きが、このひとつのフレーズの中で表現することができます。営業活動の進捗を伝えるときに、「あの企業はノーレスポンスですね」と言えば、「反応もなく手応えがない」という意味になるということです。
コール&レスポンス
ビジネスシーンではなく、ライブやコンサートでよく使われるフレーズです。
「呼びかけと返事・返答」という意味で、歌手が観客に対して呼びかけ、それに対して観客が歓声や何かしらのフレーズで返答する一連を指します。
ファーストレスポンス
「早い」を意味する「ファースト」がつくと、「迅速な対応・早い反応」を意味します。
IT業界で使われる場合は、先述の通り、「早い処理速度・反応」という意味になることも併せて覚えておきましょう。
「レスポンス」を使った例文を紹介
ここでは、主にビジネスシーンで使われる代表的な「レスポンス」の意味を使った例文を確認していきましょう。
「返事」という意味で使う場合
ビジネスシーンで最も多用される意味が「返事」の「レスポンス」です。特に、ビジネス上のコミュニケーションの基盤にもなるので、当然使用頻度は上がります。
例としては、
- 上司からのメールには、迅速にレスポンスすべきだ。
- 打ち合わせ日時に関して、先方からレスポンスはきたか?
「返事・返答」と置き換えることができれば、使い方が正しいということです。
「反応」という意味で使う場合
「返事・返答」とほぼ同じような語感で使われることが多いと思いますが、「レスポンス(response)」の動詞「respond(レスポンド)」の代表的な意味が「反応する」ということからも、「反応」の「レスポンス」も使いこなしたい用法です。
使い方としては、次のようなものがあります。
- この前のプレゼンのレスポンスはなかなか良かった
- 新製品に関する消費者からのレスポンスがどうなるか期待している
「対応」という意味で使う場合
「返事」を含めて、「何かしらの行動を起こす」という意味の「対応」も「レスポンス」で表現することができます。
例えば、
- 先日の誤発送について、すぐにレスポンスすべきだ
- 災害に対するレスポンスは、迅速さが肝心だ
このタイプの「レスポンス」は「対応」としか置き換えられないものです。
まとめ
「レスポンス」というワードも、「返事・反応・対応」とまとめて覚えてしまえば、その使い方も明確につかめるはずです。
しっかりと意味をつかんでいれば、使い方や使う場面を間違えることはありません。ひとつひとつの意味・使い方をセットで覚えておきましょう。
最後に、JobQで投稿された質問を併せて見てみましょう。
「なるはや」とはどういう意味でしょうか。どれだけ急げば良いのでしょうか。
「なるはや」とはなるべく早くということですよね?
仕事の依頼をされる時、納期が明確でないものの、「なるはやでお願いします」と言われることが多々あります。
なるべく早くということなので最優先でやると、早過ぎてビックリされますし、後回しにすると催促されると言うことが繰り返し起こり、一体何を目安に処理すれば良いのか分からなくなってきました…。
みなさん、「なるはや」と言われたら何時間、何日を想定して動きますか?
言われると困りますよね、とても分かります。
他の仕事もありますし、そもそも大体の仕事がなるはやが1番ですし。
いつまでですか?と聞いてもいいと思いますが、それだと相手の都合に振り回されてしまいますよね。 なので…続きを見る
あらゆる疑問を匿名で質問できます
約90%の質問に回答が寄せられています。