
履歴書は返却される?応募者と企業視点から見た方法を解説!
面接の後に履歴書が返却されるのか不安になった経験のある方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、履歴書は返却されるのか、返却の依頼方法についてご紹介します。また、返却を依頼するときの例文についても紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
企業へ提出した履歴書は返却される?
- ・原則、履歴書は返却されない
- ・履歴書を返却しない理由
- ・選考後の履歴書の取り扱われ方
履歴書が返却されるか不安な方は、多いのではないでしょうか。
ここでは、返却されるかについてご紹介します。
原則、履歴書は返却されない
原則、企業へ提出した履歴書は返却されません。企業側に履歴書を返却する義務がないからです。
一度提出した応募書類の所有権は、企業側に移ります。
そのため、履歴書を返却するかしないかは、企業の判断に委ねられます。
リクナビNEXTのアンケートで「履歴書を返却しているか」質問をしたところ、約4割が「返却している」、約3割が「応募者の要望があれば返却している」と回答しました。
このように、履歴書の返却に応じてくれる企業が多いようです。
履歴書を返却しない理由
履歴書を応募者全員に返却するとなると、郵送代や封筒代などさまざまな費用がかかります。
また、履歴書は個人情報が記載されている重要な書類です。
そのため、郵送ミスなどがあった場合大きなトラブルになってしまう可能性もあるでしょう。
企業によっては、履歴書に選考に関する情報や応募者に対する評価など、内部情報を記入しているケースがあります。
このような理由から履歴書を返却しないと決めている企業があるようです。
選考後の履歴書の取り扱われ方
履歴書には応募者の個人情報が書かれているため、企業は厳重に取り扱う義務があります。
個人情報取り扱いの観点から、デスクの上に無造作に置かれているなど、履歴書が第三者の目に触れることがないように保管しなければいけません。
保管期間や処理方法などにルールはなく、企業の判断に委ねられています。
一般的には一定期間厳重に保管した後、シュレッダーや溶解処理をし、適切に廃棄されます。