
私立高校教師の年収は604万円?公立との年収比較も解説!
本記事では、2024年1月時点で公表されている情報を元に、私立高校に務める教師の平均年収をご紹介します。初任給や役職別、年代別の平均年収についても詳しく紹介します。公立高校と私立高校の収入の違いや、東京都の私立高校教師の平均年収、年収1,000万円が可能かどうかについても解説していきますので、ぜひご覧ください。
私立高校教師の初任給・年収【1年目】
まず、私立高校教師の年収をご紹介します。
私立高校教師の初任給は約20万円
私立高校の初任給は学校ごとに定められており、公立高校のように一律で同じ額が支給されているというわけではありません。
しかし、公立高校と同じように私立高校教師の初任給の平均額は20万円前後とされています。
勤務先の学校によって規定が変わるため、収入にもある程度の差額は生じますが、大きく差が出ることはなさそうです。
学校によっては年俸制の勤務先もあるため、ボーナスがない代わりに平時の月収が高いことで初任給も連動して高い可能性もあります。
総務省の調査では、全国的な高校教師の初任給は19.7万円という結果が出ており、こちらとも大きな差はありません。
参照:令和4年 地方公務員給与の実態 - 初任給
※高校教師の初任給は大学卒と短大卒を平均して算出しました
私立高校教師の1年目の年収は286万円
上述した私立高校の教師の初任給を20万円とすると、ボーナスを加えた年収は286万円になります。
私立高校教師の平均年収は「20万円x12ヶ月+46万円(ボーナス)」という計算式です。ボーナスは1年目であるため、冬のボーナス(2.3ヶ月分)のみで計算しています。
ボーナスの額は学校によって異なり、1年目でも2回のボーナスが支給されたり、1回のボーナスだけになる場合もあります。
また、勤務先によっては1年ごとに雇用に関して再契約をしなければならなかったり、ボーナスがなかったりすることもあるそうです。
参照:令和4年 地方公務員給与の実態
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