
適性検査とSPIの違いとは?それぞれの特徴や試験の注意点を解説
SPIと適性検査どちらも就活をしていく中で聞いたことがあるけど「違いがわからない」といった就活生は非常に多いです。そこでここでは適性検査とSPIの違いや対策方法などについて解説していきます。
適性検査とSPIの違いとは?
- ・問題の種類
- ・適性検査を行う意図
「適性検査」や「SPI」は就活をしていれば必ず耳にするものですが、しっかりと違いをわかっている就活生は少ないのです。
ここでは、適性検査とSPIの違いについて紹介していきます。
問題の種類
結論から言うとSPIとは適性検査の種類の1つです。
以下の図で詳しく説明します。
|
行う意味 |
主な種類 |
適性検査 |
テストでは図ることのできない個人の能力や性格を引き出すために行う。 |
SPI 玉手箱 CAB・GAB |
SPI |
大手人材サービス会社『リクルート』が提供している適性検査であり、これもテストでは図ることのできない個人の能力や性格を引き出すために行う。 |
SPI-U SPI-G SPI-H |
上記の通りSPIとは適性検査に属する種類であることを示します。
簡単に言えば適性検査には沢山の種類があり、その中の一つに「SPI」があるという状態です。
しかし、さらにSPIにも種類があるので困惑する人が多いようです。
適性検査に関しての質問・回答の投稿がJobQにありましたのでご紹介します。
適性検査とは計算や時事問題についての試験でしょうか?
中途採用試験を受けようか悩んでいます。
募集要項には面接は2〜3回と適性検査と記載されていましたが、もしお分かりの方がいたらお尋ねします。
適性検査は計算や時事問題についての設問でしょうか?それともその名の通り、性格や適性を判断する内容でしょうか?
また面接回数も実際に行った回数が分かればお聞きしたいです。
宜しくお願い致します。
面接回数は企業によって異なりますが、2〜4回の範囲で大体の企業は収まります。
適性検査は、自宅でWebで受ける言語(熟語の成り立ちの問題、短文並び替え、短文読解等)、非言語(算数、数学の1次方程式、2次方程式、確率、順列等)、性格検査が多いです。
市販の…続きを見る
回答より適性検査とは、基礎的な能力や性格を試すための検査という位置付けで問題ないでしょう。
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適性検査を行う意図
適性検査とは人材を見極める手段の一つとして使われます。
テストだけでは知りえない個人の性格や能力を適性検査によって明確にしようとしているのです。
また、採用における適性検査には以下のような意図があります。
- 主観ではなく、客観的に採用するため
適性検査では採用する側の好みや偏見などが無く、客観的に誰もが納得できる公平な結果を判断することができるため使われています。
- 就活生を公平に判断するため
適性検査で判断することによって、人事担当側だけの視点だけに囚われることがないので、さまざまな角度から判断することができます。
- 人事担当への負担が減る
集められた情報によって採用を決定するため、人事担当の負荷が少なく効率的に採用を決めることができます。
また、以上のことはSPIでも同じことが言えます。
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