テストエンジニアはやめとけ？きつい理由や向いている人を紹介！

テストエンジニアはやめとけ、底辺、きついと言われる理由は何なのでしょうか。

本章では、以下の6つをご紹介します。
・残業が多い
・単純作業が多い
・裁量権がない
・トラブルが起きることがある
・納期が厳しいことが多い
・他の工程と関わりが少ない

それぞれ詳しく解説します。

 残業が多い

テストエンジニアがきついと言われる理由の一つに、残業の多さがあります。テストは開発工程において後半に行われるため、前段階の設計や開発が遅れてしまうと、しわ寄せがテスト工程に来てしまいます。

ただでさえテスト作業自体、簡単に終わるものではありません。

そのうえ想定よりも短期間で終わらせなければならない場合には、残業が多くなりやすいようです。

特に人員不足の案件に配属された際には、より残業が多くなる傾向があるでしょう。

単純作業が多い

テストエンジニアの業務は、場合によって同じ動作を繰り返してバグがないか確認するような単純作業もあります。

システムやソフトウェア開発の最終工程として重要な作業を担っていても、表立って目立つ派手な仕事ではありません。あくまでも地道に積み重ねていく、縁の下の力持ちとなる仕事です。

そのため、単純作業が苦手な人や集中力が切れてしまう人、自分で考えながら行動したい人は、飽きがきてきついと感じてしまうでしょう。

反対に、単純作業の効率化を図ることが好きな人や、正確さを求めることが好きな人には非常に向いている仕事です。

裁量権がない

テストエンジニアは、製品開発において裁量権が少ない仕事です。自分で考えて行動するというより、決められた仕事をいかに指示通りにこなせるかが求められます。

また、開発者のスケジュールに合わせて業務設計も再計画しなければならない場合もあります。

裁量を持って働きたい人や、他者に振り回されたくない人はきついと感じてしまうでしょう。

とはいえ、配属される案件やチームの体制によっては、開発者に向けて改善提案なども積極的に行える環境もあります。入社前に、スキルアップ、キャリアアップができる職場か見極めることが大切です。

トラブルが起きることがある

テストエンジニアは、仕事柄さまざまなトラブルに出くわす可能性が高い仕事です。

たとえば、クライアントからの急な変更依頼でスケジュールが押してしまったり、バグの報告で開発者側と対立してしまったりと体力的、精神的に大変なことが多いでしょう。

事前にトラブルが起きないような調整スキルも必要ですが、いざトラブルが起きてしまったら対応をしなくてはなりません。

職場や案件によっては納期に間に合わせるために、残業や休日出勤が増える可能性もあります。そのため、口コミサイトなどで職場環境が良好か事前に調べておくと良いでしょう。

納期が厳しいことが多い

テストエンジニアはやめとけと言われる理由に、納期が厳しいことが挙げられます。

プロジェクトの初期段階で遅れが生じると、テストフェーズに割ける時間が不足し、結果としてテストエンジニアに厳しい納期が課されることがあります。

その結果、テスト期間を短縮せざるを得なくなり、作業の圧迫を感じることがあるでしょう。

他の工程と関わりが少ない

他の工程と関わりが少ないことも、テストエンジニアはやめとけと言われる理由の一つです。

例えば、開発プロセスの最終段階で作業を行うため、開発チームや他の関係者との連携が限られることが挙げられます。

またテストエンジニアは、作業環境がチームの人と異なる場合があるため、関わりが少なくなる可能性があるでしょう。