就活で特技や趣味がない場合はどうする？企業が質問する理由や最適な回答を解説

就活で特技や趣味を聞かれるのはなぜか、特技や趣味がこの仕事とどう関係があるのか疑問に思う人もいるでしょう。

就活の際に特技や趣味を聞かれる理由には、以下の5点が挙げられます。

• 就活生の人柄・適性を見るため
• 社風に馴染めそうか判断している
• 内容よりも向き合う姿勢を判断している
• 面接のアイスブレイクとして
• 論理的な説明能力があるかどうか見ている

この5点について詳しく説明していくので見ていきましょう。

また、「就活でどんな特技をアピールしていいかわからない」という悩みを抱えている就活生の体験談が投稿されていたのでご紹介します。

履歴書にはどんな特技を書けばいいですか？

履歴書にはどんな特技を書けばいいですか？ しょうもない人間だと思われたくありません。

ですがスポーツは得意ではないので、何をアピールしたらいいのかわかりません・・・

自分が最も得意とし誇るべきことを書けば良いと思います。

私は特技の欄は…続きを見る

就活生の人柄・適性を見るため

「この特技があるから選考が通りやすい」という訳ではなく、特技や趣味の内容から就活生がどういう生活をしているのか、どういう性格なのか、といった人柄や企業との適性を見るために聞いていることが多いです。

社風に馴染めそうか判断している

企業によって真面目な方を探していたり、元気で明るい方を探していたりと様々です。特技や趣味で、企業の社風にあうか判断していることもあります。

面接官も結局は人間なので人の好みはもちろんあり、「熱意のある人」や「やる気のある人」を採用したいと考えるでしょう。そのため、特技を伝える中で自分のことをよく見せられるように伝えることが大切です。

内容よりも向き合う姿勢を判断している

「特技や趣味が何か」が大切なのではなく、「特技への取り組み方」を見ている企業もいます。取り組んだ特技のエピソードの内容の濃さや話のまとまりなど、特技そのものではなく自分ならではのエピソードが大切なのです。

特技や趣味に一生懸命取り組んでいる姿勢から、企業で働いても同じように一生懸命取り組んでもらえる人かどうか判断しています。

面接のアイスブレイクとして

面接としてのアイスブレイクとして用いられることもあります。アイスブレイクとは、初めて出会った人同士が緊張をほぐし円滑に話を進めるために行われる手法です。

就活生の緊張をほぐすためや、コミュニケーションを円滑に進めるため、相互理解を深めるためなどに用いられるため趣味や特技が最初に聞かれることが多いです。

就活生側からしてみれば、大事な面接ですので趣味や特技を聞かれても緊張がほぐれるわけでありませんが、アイスブレイクとして用いられていると予め知っていれば少しは緊張がほぐれるかもしれません。

論理的な説明能力があるかどうかを見ている

仕事においては論理的に話す能力が非常に大切であり、その能力があるか見極めるための判断材料として聞かれることがあります。

論理的なコミュニケーションにおいては、「結論＋理由」という流れで話をすることが大切です。そのため、特技や趣味を説明する際でも結論から話すように心がけましょう。