
【選考辞退の理由9選】例文11選と共に辞退を伝えるポイントを解説
転職活動や就職活動の際、応募はしたものの、選考途中でその企業を辞退したいと思い始めることがあるかもしれません。そこでこの記事では、選考辞退の理由を例文と共にご紹介します。具体的には、選考辞退を伝えるタイミング・選考辞退の理由・メールでの選考辞退の伝え方、の順番で解説いたします。選考辞退の理由で悩んでいる方は是非参考にしてみてください。
選考を辞退するときの理由9選
選考を辞退する時に、頻繁に使われる理由は以下の9つになります。
- 業務内容のミスマッチ
- 他社からの内定
- 日程が合わない
- スキルのミスマッチ
- 企業風土とのミスマッチ
- 一身上の都合
- 体調不良
- 大学院に進学するため
- 職場から引き止められた
順に解説していきます。
選考辞退理由|業務内容のミスマッチ
1つ目の辞退理由は、業務内容のミスマッチです。
選考を続けていく中で採用担当者とコミュニケーションを取って行くと、「私の思っている仕事と少し違うかも・・・」と感じてくることがあるかと思います。
不安に感じて、選考を辞退しようと決めた時は、素直に「思っていた仕事とミスマッチです。続けられる自信がないので、辞退させて頂きます」と伝えれば問題ありません。
企業側としても、仕事のミスマッチは防ぎたい事ですので、それ以上深く聞いてくることはほとんどありません。
最後に「お時間頂き、申し訳ありませんでした」と一言謝罪の気持ちを伝えるようにしましょう。
選考辞退理由|他社からの内定
2つ目の辞退理由は、他社から内定をもらった場合です。
他の企業の内定が取れて、そちらの企業への就職を決めた場合も選考を辞退する必要があります。
こういったケースは、企業側は良く有るケースと免疫がついていますので、正直にそのまま伝えて問題ありません。
「他社での内定がとれて、そちらでお世話になろうと決めました。〇〇様のお仕事の貴重なお時間を頂戴し、面接して頂いたにもかかわらず、大変申し訳ございませんが、ご理解をお願いします」と、丁寧にお断りするようにしましょう。
選考辞退理由|日程が合わない
3つ目の辞退理由は、選考日程が合わない場合です。
面接の日程が合わないという事だけでは、基本的には選考辞退の理由にはなりません。
面接の日程を調整して頂く事がまずは優先だからです。
「申し訳ございませんが、ご提示頂いている面接の日時を調整する事ができません。
お手数をお掛けし大変申し訳ございませんが、他の日時についてご調整お願いできませんでしょうか?」
などと伺えば、調整してくれるケースは多々あります。
企業側が調整できないという回答であれば「大変残念ではございますが・・・」という形で辞退する流れになります。
選考辞退理由|スキルのミスマッチ
4つ目の辞退理由は、自身のスキルと企業で求められているスキルにミスマッチを感じた場合です。
自身の強みが生かせない環境で働く事は、後々、早期退職の理由になる可能性が高いです。
ミスマッチを感じたら、正直にその旨を伝えましょう。
選考辞退理由|企業風土とのミスマッチ
5つ目の辞退理由は、企業風土とのミスマッチを感じた場合です。
文化系の学生が、体育会系の気質の強い会社に入社した場合、「この会社とは合っていない」と感じてしまう事は想像に難くないでしょう。
自身と合う風土の会社が最も働きやすい会社と言えます。
選考辞退理由|一身上の都合
6つ目の理由は、一身上の都合です。
いざ選考に参加してみた場合、「苦手な業務内容があった」・「面接官の方が苦手だった」など、正直に言いづらい辞退理由はあることでしょう。
そのような場合には、「一身上の都合」や「家庭事情」というように、曖昧にして辞退理由を伝えましょう。
選考辞退理由|体調不良
7つ目の辞退理由は、体調不良の場合です。
但し、この辞退理由では、「体調が回復した際に、再度面接を実施しますか?」という趣旨の対応を企業側が行う可能性があります。
どうしても、選考を辞退したい場合には、この理由を使わない事をおすすめします。
選考辞退理由|大学院に進学するため
8つ目の辞退理由は、大学院に進学するためです。
実際に就活生の中でも、急遽進路方針を大きく変更し、大学院に進学する事を決めた学生は多いようです。
選考辞退理由|職場から引き止められた
9つ目の辞退理由は、前の職場から引き止められた場合です。
こちらの理由は、転職活動時の辞退理由で使われる事が多いようです。
職場の上司に転職の旨を話した所、「より良い雇用条件を提示された」「転職をしたいと思っていた理由が改善された」など、転職する理由がなくなり、選考を辞退する場合も多いようです。