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インターネット広告業界の職種 仕事内容

【インターネット広告業界の研究】職種ごとに仕事内容をご紹介

インターネット広告業界の職種や仕事内容についてご紹介します。広告業界の中で唯一2桁成長しているのが、インターネット広告業界です。広告業界でも特に注目度の高いインターネット広告業界はどんな職種で仕事内容なのか是非参考にしてみてはいかがでしょうか。

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初めにインターネット広告業界とは

広告業界の中で唯一2桁成長している媒体がインターネット広告業界です。

ここ十数年でアドテクノロジーと呼ばれる広告配信技術が急速に進歩したことから、市場規模が急激に拡大しています。

このままのペースでインターネット広告市場が成長すると、媒体別で最大の市場規模を誇るテレビを2020年には抜き、媒体別でトップになります。

最近では、スマートフォン向けの広告や動画広告、SNS広告などが増えてきていることから、決して夢物語というわけではなさそうです。

そこで今回は、広告業界でも特に注目度の高いインターネット業界に着目し、その職種や仕事内容を紹介していきたいと思います。

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インターネット広告業界について

インターネット広告には、検索結果ページに表示されるのリスティング広告、Webページに表示されるディスプレイ広告、動画サイト内で配信される動画広告、ソーシャルメディアに対して配信されるSNS広告、などがあります。

インターネット広告は、アドテクノロジーの進化なくして語ることはできません

インターネットが一般的になったころの広告は純広告のみであり、特定のサイトの特定の場所にしか掲載することができず、新聞や雑誌広告と違いはありませんでした。

その後、複数のサイトを束ねてネットワークを形成することで、広告主はサイトの特性に合わせて広告を配信することが可能となりました(アドネットワーク)。

このアドネットワーク同士で、広告枠を融通しあえるようになり(アドエクスチェンジ)、さらにアドネットワークやアドエクスチェンジを一括で管理し、配信することができるようなってきています(DSP)。

広告主は、サイトの特性やターゲットとなる個人に合わせて広告を配信することができるようになっています。

アドテクスタジオ参照

 

また、近年では配信手段も多様化しており、動画広告やSNS広告などが増えてきています。

特に動画広告は数年前から4倍にまで成長しており、今後も成長し続けると予想されています。

そのため、インターネット広告においても、アドテクノロジーや広告運用技術だけではなく、クリエイティブも求められるようになってきています。

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インターネット広告の仕事の流れ

一般的に、インターネット広告を検討している企業は、プロモーションを行う製品・サービスに最適な広告配信を行うため、複数の広告代理店に相談をし、広告代理店は、広告主の予算や要望に合う広告配信の提案を行います。

広告代理店は提案が通ると、配信に向けて広告主と広告デザインや配信設計など詳細について調整を行います。

そして、配信後は定期的に運用報告を広告主に行い、運用状況に応じて適宜配信設計や広告デザインの見直しを行っていくことで費用対効果が最大となるように努めます。

インターネット広告とその他の広告で大きく異なるのは、広告の運用成績が数値ではっきりと把握できることであり、その運用成績に応じて適宜運用を変更できるところにあります。

そのため、インターネット広告代理店では、デザインよりもデータを扱う仕事の比重が高くなっています。

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インターネット広告の職種と仕事内容

インターネット広告代理店では、エンジニアやデータアナリストなど従来の広告代理店ではあまり見ることの少なかった職種が存在しています。

これは、インターネット広告がテクノロジーを用いて広告を配信していることに起因しています。

以下で、インターネット広告代理店の具体的な職種と仕事内容を紹介していきます。
 

アカウントプランナー

いわゆる営業職です。

広告主から課題をヒアリングし、広告配信戦略の企画提案を行います。
提案が採用された後は、広告配信に向けて社内外の調整を行っていきます。

アカウントプランナーには、広告主の課題を解決する最適な提案を行うために、インターネット広告に対する幅広い知識が必要とされます。
 

マーケティングディレクター

広告主の広告効果を最大化するために、現状分析や競合他社分析などを通じて、広告配信の企画を行います。

インターネット広告の様々な配信手法を用いて、広告主の課題解決に導く企画力が求められます。
 

クリエイティブディレクター

広告主のバナー広告のデザインやランディングページの企画・設計、運用、改善などのディレクションを行います。

デザイン制作は、協力会社のデザイナーが行うことが多いです。

ディスプレイ広告やリスティング広告に対する専門性だけではなく、Webデザインに対する専門性も求められます。
 

プランナー

動画広告やSNS広告の企画、運用、分析、改善などを行うのが仕事です。

動画の制作やSNS広告の制作自体は、協力会社が行うことが多く、プランナーは主にディレクションを行います。

動画やSNSでは、Webとは違った特性があることから、その媒体の特性に応じて企画から改善まで行える専門性が求められます。
 

データアナリスト

広告主の広告運用成績やWebサイトのアクセスデータなど、様々な数値データを分析し、広告効果を最適になるように提案するのが仕事となります。

データアナリストが分析したデータをもとに、プランナーやディレクターが企画を行ったり、配信設計やデザインなどを変更したりします。

データアナリストには、統計学の専門性が必要とされます。
 

エンジニア

アドテクノロジーの開発を行うのが仕事となります。

インターネット広告代理店は、より広告効果が高くなるようにターゲティングテクノロジーを進化させています。より精緻にターゲティングを行えるように技術開発を行います。

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インターネット広告の今後

インターネット広告は、動画やSNSなど配信手段が多様化していますが、今後はリアルな世界との連携が進んでいくものと思われます。

個人のリアルな世界での動きが、カード情報やGPSなどの行動履歴などからわかるようになってきています。

そのため、リアルな世界とインターネットの情報を組み合わせて、閲覧者に最適な広告を配信する技術開発が進んでいくものと予想されます。

インターネットとリアルな世界が融合することで、ますますインターネット広告が重視されるようになっていくのではないでしょうか。

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最後に

いかがでしたでしょうか。

インターネット広告は、個人に対して広告を配信し、その配信結果が数値としてはっきりわかることが特徴です。

そのため、広告代理店各社は、最適なターゲットに広告を配信できるようなアドテクノロジーの開発を行ったり、運用成績を分析し、配信設計を柔軟に変更することで広告効果を高めることに力を入れており、必要とされる職種も従来の広告代理店の職種と大きく異なっています。

インターネット広告業界を目指すのであれば、最低限の広告配信技術の知識とデータ分析を行える統計学などの知識を習得しておくことが必要です。

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