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リファレンスチェックを頼まれたら何を聞かれる?拒否は可能?回答の例文もご紹介!

リファレンスチェックを頼まれたら何を聞かれるのでしょうか?この記事では、リファレンスチェックを頼まれたら拒否できるのかや、承諾した場合のリファレンスチェックの流れについて解説していきます。また、リファレンスチェックの回答を頼まれた際の例文もご紹介していきます。

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【例文あり】リファレンスチェックを頼まれたら何を聞かれる?

リファレンスチェックの依頼へ協力するかしないかは原則として選択可能です。

忙しくて時間が取れないなど正当な理由があれば、断ることも可能ですが、自分が逆の立場になったらなるべく協力してほしいと思うでしょう。 

ここでは、リファレンスチェックで聞かれる質問項目や答え方の例文を見ていきます。

 

リファレンスチェックは何を聞かれる?

リファレンスチェックでは、以下の事項を聞かれることが多いです。

  • 候補者の在籍期間
  • 候補者の役職や仕事内容に間違いはないか
  • 候補者は遅刻や欠勤、サボっている様子がなかったか
  • 候補者にセクハラやパワハラなどのトラブルがなかったか
  • 候補者の退職理由に間違いはないか
  • 候補者との関係性
  • 候補者が周囲と良好な関係を築けていたかどうか
  • 候補者が苦手とする人物像
  • 候補者のストレス耐性・メンタル面に対する懸念点
  • 候補者とまた一緒に働きたいと思うか
  • 候補者の強み・弱み
  • 候補者の実績
  • 候補者の臨機応変さ(急な課題があった際の対応など)
  • 候補者が成果を出せると思う環境
  • 候補者へのアドバイス
     

【例文】リファレンスチェックを頼まれた時の回答例

リファレンスチェックでは候補者について質問されるため、正直に回答しましょう

上記で確認した質問事項に対しての回答を例文と一緒にご紹介します。

候補者の在籍期間はどれくらいですか?
A. 候補者は、○○年○○月から○○年○○月まで当社に在籍しています。

候補者の役職や仕事内容に相違はないですか?
A. 候補者からの申告通り、相違ありません。

候補者は遅刻や欠勤、サボっている様子がなかったですか?
A. 遅刻や欠勤もなく、仕事に熱心に取り組み、勤務態度もよいものでした。

候補者にはハラスメントといったトラブルはありませんでしたか?
A. 業務上必要な範囲で部下を叱ることはありましたが、パワハラに値する行動はありませんでした。その他セクハラなどのハラスメント行為も特にありません。

候補者の退職理由に間違いはないですか?
A. 候補者からの申告通り、間違いありません。候補者は当社での経験を活かして次のステップへ進むため、○○を展開している貴社を志向したのだと思います。

候補者との関係性はどのようなものですか?
A. 当方は、候補者の直属の上司で、上司と部下の関係です。
A. 当方は、候補者と同じ部署に所属しており、同僚の関係です。

候補者が周囲と良好な関係を築けていましたか?
A. 候補者の周囲とのコミュニケーションは良好でした。 業務の進め方や依頼の仕方も丁寧で気配りを欠かさないため、評判も良好でした。

候補者が苦手とする人物はどのような人ですか?
A. 候補者は、非常に責任感が強いタイプなので、仕事を投げ出そうとしてしまうタイプは苦手のようでした。

候補者のストレス耐性・メンタル面に対する懸念点はありますか?
A. 候補者は、仕事がうまくいかない時に多少落ち込んでしまうことはありましたが、すぐに気持ちを立て直して業務に励んでいました。ストレス耐性・メンタル面に問題はありません。

候補者とまた一緒に働きたいと思いますか?
A. もちろんです。転職してしまうのは非常に残念ですが、候補者が次のステージでも活躍できることを望んでいますので、応援しています。

候補者の強み・弱みはなんですか?
A. 候補者の強みは、責任感があるところです。任された業務を遂行するためのコミュニケーションを大事にしています。

候補者の実績はどのようなものですか?
A. 候補者は○○を達成させるため、プロジェクトのリーダーに抜擢されました。プロジェクトの管理を徹底すること期限までに達成し、プロジェクトを成功させました。

候補者の臨機応変さ(急な課題があった際の対応など)
A. 急な対応や課題には、状況を冷静に分析し、やるべきことの手段を明確にしたうえで対応していました。

候補者が成果を出せると思う環境はどのような環境ですか?
A. 候補者は自ら行動して成果を出すタイプなので、能動的に仕事に取り組める環境が成果を出せると思います。

候補者へのアドバイスはありますか?
A. 目標達成に向けて頑張りすぎてしまうところがあるので、適度に息抜きをして頑張ってください。

 

リファレンスチェックを頼まれても拒否できる

リファレンスチェックを頼まれても拒否することは可能です。

拒否する際に使える理由を2つご紹介します。
 

1. 忙しくて時間がないと断る

「忙しい」は、リファレンスチェックを頼まれて拒否をしたい場合に使いやすい理由ではないでしょうか。

候補者のリファレンスチェックに協力したくない場合や、候補者との関係が良好ではない、または関係ちがまだ築けていない場合に使うことができます。

もちろん、本当に時間がなく忙しい場合にも使うことができます。

このように断る理由としては万能ですが、候補者との関係性が崩れないよう丁寧に断るようにしましょう。
 

2. 辞めてほしくないと正直に伝える

一緒に働いていた仲のいい上司や同僚の立場として、候補者に転職されてしまうと、優秀な人材の損失や新しい人材確保の手間が発生するなどのデメリットがあります。

このような場合は、辞めてほしくないと正直に伝えてみましょう。

関連記事
▶︎リファレンスチェックは拒否できる?その理由と断られた際の対処法
▶︎リファレンスチェックは現職に依頼すべき?上司や同僚以外に依頼できるケースもご紹介

リファレンスチェックの流れ

リファレンスチェックの推薦を受諾することになった際、リファレンスチェックの流れを把握しておく必要があります。

一般的な回答方法は電話です。ただしメールや書面で回答する場合や、その他のオンラインシステムを利用して回答する場合もあります。回答方法によって対応が異なるため、担当者に確認しておくとスムーズです。

リファレンスチェックの推薦者を決める方法は2種類あります。候補者が指定するか、企業から指定されるかです。

ここでは2種類のパターンごとに、リファレンスチェックまでの流れを紹介します。
 

候補者が推薦者を指定する場合の流れ

  1. リファレンスチェックの説明を受ける
  2. 推薦者の連絡先を伝える
  3. 企業と推薦者との日程調整を行う
  4. リファレンスチェック実施
     

1. リファレンスチェックの説明を受ける

企業からリファレンスチェックの説明を受けたあと、候補者は以下の内容に承諾します。

  • リファレンスチェック実施にあたって候補者の情報を提供してもらうこと
  • リファレンスチェック実施の目的
  • リファレンスチェックを目的として、推薦者の情報を企業へ提供することを、候補者から推薦者に伝え同意を得ること
     

2. 推薦者の連絡先を伝える

候補者は推薦者に、リファレンスチェックで必要となる電話番号やメールアドレスなどを、選考企業の担当者に共有することを説明します。

推薦者の同意を得たら、候補者は企業に推薦者の連絡先を伝えます。
 

3. 企業と推薦者との日程調整を行う

企業から推薦者に連絡し、リファレンスチェックを行う日程を決めます。 

4. リファレンスチェック実施

リファレンスチェックの当日、または日にちが近づいてきたら企業から推薦者に再度連絡が入り、リファレンスチェックを実施します。

 

企業が指定する場合の流れ

  1. リファレンスチェックの説明を受ける
  2. 推薦者を探す
  3. 企業と推薦者との日程調整を行う
  4. リファレンスチェック実施
     

1. リファレンスチェックの説明を受ける

企業からリファレンスチェックの説明を受けたあと、候補者は以下の内容に承諾します。

  • リファレンスチェック実施にあたって候補者の情報を提供してもらうこと
  • リファレンスチェック実施の目的
  • リファレンスチェックを目的として、推薦者の情報を企業へ提供することを、候補者から推薦者に伝え同意を得ること
     

2. 推薦者を探す

企業が候補者の会社に直接電話するか、SNSやWebに上がっている情報を使って探す場合などがあります。

ただし、企業が勝手に情報を利用してはいけません。
 

3. 企業と依頼者(推薦者)との日程調整がおこなわれる

企業から推薦者に連絡し、リファレンスチェックを行う日程を決めます。
 

4. リファレンスチェック実施

リファレンスチェックの当日、または日にちが近づいてきたら企業から推薦者に再度連絡が入り、リファレンスチェックを実施します。
 

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▶︎リファレンスチェックの実施企業の割合と企業例は?日系企業と外資系企業の実施率

 

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推薦者が拒否したことで内定低取り消しになることはない

推薦者がリファレンスチェックを拒否したことで、内定取り消しになることはありません

また、候補者自身がリアファレンスリアファレンスチャックを拒否したことでも、内定取り消しになることはありません。

企業がリファレンスチェック後に内定を取り消すと、解雇権濫用に該当する可能性があるからです。

内定については、労働基準法で以下のように定められています。

(解雇の予告)
第二十条 使用者は、労働者を解雇しようとする場合においては、少くとも三十日前にその予告をしなければならない。三十日前に予告をしない使用者は、三十日分以上の平均賃金を支払わなければならない。但し、天災事変その他やむを得ない事由のために事業の継続が不可能となつた場合又は労働者の責に帰すべき事由に基いて解雇する場合においては、この限りでない。
② 前項の予告の日数は、一日について平均賃金を支払つた場合においては、その日数を短縮することができる。
③ 前条第二項の規定は、第一項但書の場合にこれを準用する。

参考:労働基準法第20条|e-Gov法令検索

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リファレンスチェックを頼まれた時の注意点

過大評価した内容を申告しない

候補者自身が実績などを過大評価した申告をすることは禁じられていますが、もちろん推薦者も過大評価した申告をしてはいけません。

当たり前ですが、過大評価した内容は虚偽に当たります。

正直に話すべきか迷う項目もあるかもしれませんが、嘘の内容を申告する必要もありません。

良くない面について聞かれた場合には、嘘をつかず、なるべくマイナス面をカバーできる長所をエピソードと一緒に伝えましょう。 
 

社内の人にしかわからない言葉は使用しない

業務内容について説明する際、つい社内用語などを使ってしまいがちです。

社内の人にしかわからない言葉は、相手の企業にうまく情報が伝わりにくいため、社外の人でも分かるような言葉や表現に置き換えて話すとよいでしょう。

まとめ

リファレンスチェックを頼まれた際には何を聞かれるか、質問項目と回答の例文についてご紹介しました。

職種や役職によって質問内容が異なる場合がありますが、基本的にネガティブなことでもポジティブな言い回しをすることを意識するとよいでしょう。

 

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