【薬を作る仕事】製薬開発技術者・薬学研究者になるには？給料や資格の有無・学部もご紹介！

「薬を作る仕事」とはどのような職種を指すのでしょうか。

ここでは、薬を作ることに深く関わっている「製薬開発技術者」と「薬学研究者」について以下の順番でご紹介していきます。

• 製薬開発技術者の仕事内容
• 薬学研究者の仕事内容

では、製薬開発技術者の仕事内容からご紹介します。
 

製薬開発技術者の仕事内容

製薬開発技術者の仕事内容は以下の通りです。

• 企画の立案
• 品質チェック
• 製造工程のチェック・改善
• 製造の管理

製薬開発技術者とは新薬などの製品の開発を行う職種です。

製薬開発技術者は主に製薬会社や化粧品会社、研究機関の研究室などで働いています。

製薬開発技術者は製品を開発するために企画の立案や品質のチェック、製造全体を管理・指導するなど製品の開発に欠かせない存在です。
 

薬学研究者の仕事内容

薬学研究者の仕事内容は以下の通りです。

• 基礎研究を行う
• 基礎研究にて選別された医薬品候補物質の有効性を調べる(非臨床試験)

薬学研究者とは、新しい医薬品を開発するための研究開発を行う職種です。

薬学研究者は主に製薬会社の研究部門や大学で働いています。

薬学研究者は医薬品の開発において、主に基礎研究と非臨床試験に従事しています。

また基礎研究には2～3年ほどかかり、非臨床試験には3～5年ほどかかると言われています。

さらに非臨床試験後には臨床試験が行われ、承認されるまでに2～3年ほどかかるため医薬品の開発には10年以上かかることがわかります。

その内の基礎研究・非臨床試験に従事する薬学研究者は、非常に重要な役割を担っていると言えるでしょう。

参照：O-NET　薬学研究者