ユーザー名非公開
回答4件
製薬会社に勤務しております。 参考までにMRのキャリアと年収をご紹介します。 年収は全て福利厚生込とお考え下さい。 1)入社時 MR1年生 500〜600万 2)MR5年目 主任クラス 600〜800万 3)MR10年目 所長代理クラス 800〜1200万 4)営業所長、マーケマネージャー 1000〜1500万 5)支店長、マーケ部長 1500〜2000万 6)営業本部長 2000〜3000万 7)役員 3000〜7000万 8)社長 5000〜20000万 仕事に情熱を注げる人間は通常は3)までは進みます。 3)に達しないMRはダメMRです。 そこから先は、更に仕事に情熱を注げるか、人望、ゴマスリ、運、色々と必要です。 ちなみに多くのMRが3)に達した時点で生活レベルに満足してしまい、そこから上を狙う人はそんなに多くは居ません。 4)まで上がれるのは15人に1人。 5)より上は100人に1人を切りますので、非常に厳しい戦いです。 6)で500人に1人くらい。ここからは特殊人材です。MBAホルダーとかが多いかな。英語もペラペラです。 平均すると、福利厚生込みで、30歳で850万くらい、40歳で1100万くらいの収入を貰ってる方が多いですね。 1回転職すると50〜100万くらいの収入アップになりますが、3回も4回も出来るものではありません。 普通はしたとしても2回くらいの転職になるハズです。
MRはMRとして生涯を終える方が8割くらいかと思います。 MSや他の業界に転職される方はほとんど居られません。ましてやMSに転職された方は聞いた事がありません。 残酷な話ですが、給与水準が違いすぎているのです。 ずっと同じ会社で働く人が多いかと言えばそうでもありません。製薬会社内での転職のお誘いは結構あって、お誘いに乗れば給料が50〜100万くらいは上がりますからね。 全社平均だと3〜4割くらいの方は、どこかのタイミングで同じ業界内で転職されると思います。 どこの製薬会社で勤めても仕事内容はほぼ同じですから、給料が上がるなら転職しようという方が多いのです。 内資系企業は軍隊教育で、ウチの会社が一番素晴らしいと洗脳するので、転職者は1割とか2割くらいしか出ませんが、外資系の会社はそういう洗脳をしないので、半分くらいの方はどこかで転職します。 あともう1つ、この業界に今から来られるのであれば、今までとこれからの環境は大きく違うので、決してこの高待遇が今後も永遠に続くとは思わない方が宜しいかと思います。 新薬が年々出しにくくなっている状況や、ジェネリック問題もありますし、 接待が無くなってからMR不要論が常にあるし、必要な時にだけ労働力を集められる派遣MRの台頭、 この業界を取り巻く環境は大きく変わり始めています。 今後のMRにそんなに明るい未来が待っている業界ではありませんので、緩やかな右肩下がりは避けられないでしょう。 ですので、高待遇だけでこの業界に飛び込んでくると、向こう10年くらいは良いかもしれませんが、その先は地獄が待っているかもしれません(^^;;
周囲の話を聞く限り、MRは潰しがきかないとよく聞きます。 先日、医療業界専門のエージェントとも話をしましたが、キャリアアップして経営者階級を目指すなら新卒で銀行、証券に進むのが最も無難だと言ってました。 医療関連のベンチャー企業の経営者や役員は、MRよりも金融業界出身が多いそうです。 またMRよりは医療機器のほうがいいとも言ってました。
周囲のMRの話を聞くに、MRになった場合ほぼ一生、全国転勤の営業職でキャリアが終わると思います。 また、出世して本社いくとしても最近は管理職クラスでも、他社から優秀な人をヘッドハンティングしてくることが増えているようです。 営業以外の職種も経験したいのであれば、MRはあまりオススメできません。 新卒でコンサル、商社、メーカー、銀行、証券会社に入ったほうがキャリアの柔軟性は高いです。 コンサルであれば、転職して事業会社の経営企画はよくあるパターンです。また、銀行や証券なら転職後にCFOとして活躍している人が多い印象があります。