SIerがやめとけと言われる理由とは？やめておいた方がいい企業と向いてない人の特徴

SIer（エスアイアー）はシステムインテグレーターの略であり、企業向けのシステム開発において重要な役割を持つ仕事です。ここでは、そんなSIerの仕事内容や大手企業などを紹介していきます。

SIerの仕事内容

SIerとは、システムの開発における全ての工程を請け負う受託開発企業のことを指します。正式名称は、システムインテグレーターといい、クライアントの抱える問題について戦略を立案し、解決策の提案、設計・開発を行います。

システムの運用や保守についても請け負っている企業もあり、システムの最初から最後まで一連の作業に関われる仕事です。

SIerの大手にはどんな企業がある？
日本のSIerには以下のような大手企業があげられます。

• 日立製作所
• NTTデータ
• 富士通
• NEC
• 野村総合研究所

どれも聞きなじみのあるSIer企業であり、SIerの仕事が我々の生活に大いに役立っていることがわかります。今回挙げた大手SIer企業以外にも、「日本IBM」や「アクセンチュア」などもsierの大手企業です。

下記Q&Aでは、大手SIerについての質問がされているので、紹介したいと思います。。

大手メーカー系SIer（SE）と大手自動車部品メーカー（技術職）のどちらに就職しようか悩んでいます

就職先で、大手メーカー系SIer（SE）か大手自動車部品メーカー（技術職）かで迷っています。就職活動中の理系大学生です。 
現在、大手メーカー系SIer（SE）と大手自動車部品メーカー（技術職）から内定を頂くことができ、どちらを選ぶか迷っています。会社規模に関しては同程度です。

思っていることしてはSEは残業が多い分、収入が高いイメージがあります。メーカーは収入が劣る分、ワークライフバランスがとれるイメージです。
もちろん、最後に選ぶのは自分次第とは思っていますが、それぞれの業界に詳しい方のアドバイス、ご意見をお聞きしたいです。よろしくお願いします。

SIerの多くは残業は多いかもしれませんけど、それと収入が高いかどうかは、完全に関係ありません。
他の業界と比べて優位な点は…続きを見る

SIerの平均年収は458万円

SIerの平均年収は458万円とされており、日本全体の平均年収である403万円と比べても比較的高いと言えます。
また、年代別で見ると、20代384万円・30代520万円・40代648万円と、年齢が上がるにつれ高い年収を得れらる可能性が上がってきます。

大手のメーカーに勤めていると、年収で1,000万円も十分に可能な範囲になるため、高い年収を求めてsierに転職する人も少なくありません。